2017 Fiscal Year Research-status Report
コンピュテーショナルカメラのためのバイラテラル画像処理
Project/Area Number |
16K00241
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
浦濱 喜一 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (10150492)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 健二 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (50380712)
井上 光平 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (70325570)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | バイラテラルフィルタ / コンピュテーショナルフォトグラフィ / コンピュテーショナルイメージング / ノンフォトリアリスティックレンダリング / 画像強調 / デノイジング |
Outline of Annual Research Achievements |
バイラテラルフィルタを用いて画像を処理するバイラテラル画像処理技術をカメラに実装するコンピュテーショナルフォトグラフィとコンピュテーショナルイメージングについて研究を行い,以下のような研究成果を発表した. バイラテラルフィルタを用いたエッジ歪抑制画像鮮鋭化,ガウシアンメディアンフィルタによる画像の平滑化,リアルタイムレンダリングによる水墨画アニメーション,画素値勾配の3乗を用いる画像先鋭化,任意形状フレームのフォトコラージュ,補間ヒストグラム指定法による画像のコントラスト強調,RYB色空間画像処理による水彩画の生成,明領域灰色仮説による物体色復元,ユニラテラルフィルタによる画像変換,補外型フィルタによる画像修復,順フィルタの反復による逆フィルタ,反復法による画像の逆フィルタの収束性,正則化回帰によるブラインドBM3Dデノイジング,カラー事前分布を用いたノンローカルミーンデノイジングのパラメータ最適化,一般化ガウス事前モデルによるバイラテラルフィルタのパラメータ最適化,バイラテラル包絡フィルタによる画像強調,アフィン色変換による写真のトーン再生,反復勾配モルフォロジカルフィルタによる画像ハーフトーニング,彩度を強調する多重露光写真の合成,バイラテラルウエーブレット解析による画像変換,逆バイラテラルフィルタによるノンフォトリアリスティックレンダリング,逆ロバーツフィルタによる非写実的画像変換,逆アイリスフィルタによる細胞風画像の生成
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度では,バイラテラルフィルタに基づくコンピュテーショナルフォトグラフィやコンピュテーショナルイメージングの各種技法を開発し,ノンフォトリアリスティックレンダリングや画像変換に応用した.それらの研究成果を多くの学術論文誌や国際会議で発表した.それらの成果により,今年度の計画はおおむね達成できたと判断される.
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度の研究はおおむね計画通りに進捗できたので,次年度も計画通りに研究を進め,バイラテラル画像処理によるコンピュテーショナルフォトグラフィとコンピュテーショナルイメージング技術の開発を行う予定である.
|