2018 Fiscal Year Annual Research Report
Ceiling Notification System for Smarthome with Its Visual And Sound Design
Project/Area Number |
16K00726
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
平井 重行 京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (50367950)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
和氣 早苗 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (00351289)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | スマートホーム / スマート環境 / 天井通知 / ToDoリスト / ビジュアルデザイン / サウンドデザイン |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に引き続き、サブテーマ1)のビジュアル情報提示機能および性能の改善を行った。またサブテーマ3)として、位置情報サブシステムやユーザ管理や通知設定機能などを実装し、システム統合化を行った。これらにより、Unityでレンダリングされた通知画面やToDoリストの画面表示が、実験住宅のリビングルームにおいて天井全体をシステムとして利用できるようになった。これらの内容については、国内のワークショップUWW2018や、情報処理学会インタラクション2019のほか、国際会議IEEE PerCom2019の併設ワークショップPerLS2019にて発表を行った。 サブテーマ2)のサウンド情報提示のデザインに関しては、(1)報知音の警告強度のわかりやすさとサウンドセットの統一感に関する実験、(2)聞き流せる報知音のデザインに関する研究、(3)操作反応音にゆらぎを持たせることの効果、について研究を行い、これらから得た結果に基づいて、天井通知システム用の報知サウンドセット2セット(全18音)をデザイン制作した。これらの内容については、日本音響学会研究発表会で発表を行ったともにICA2019でも一部発表予定である。 サブテーマ4)の被験者によるユーザ評価、外部企業と共同でのアンケート調査などについては、サブテーマ3)のシステム統合化に時間がかかり、まだ実施できていない。これについては、今後、引き続き取り組む。なお、このユーザ評価未実施のため、未使用ぶんの費用が少額発生している。 本研究テーマについては、研究代表者の研究室webサイトで研究概要と対外発表リストを公開している。
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