2018 Fiscal Year Research-status Report
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16K01270
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
石井 博昭 関西学院大学, 特定プロジェクト研究センター, 客員研究員 (90107136)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 佳代 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40280416)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 総合的施設配置 / AED / 緊急施設配置 / 複数施設同時配置 / 二つ目の施設配置 |
Outline of Annual Research Achievements |
本来最終年度であるので、ヘルスケアでのAEDの配置のモデルの提案や異なるタイプの施設を複数配置する仕組みを追及した。消防署、ごみ処理場、市役所などの居住者にとって基準が異なる施設についてこれまでの方法で施設までの距離に関する満足度を考えたモデル、学校給食などの施設からの運搬を考えたモデル、災害時に物資をどのような拠点から運搬するかを全体的に足らない場合にどのように輸送するかのモデルを選んで、候補地からこれらの施設を同時に配置するための総合的評価に基づく解法を考えた。ここのモデルの解法は既に行ってきているので、都市計画として総合的配置を考えて2018年9月に松本大学で行われた第20回AsiaPacificmanagement Conferenceで発表した。9月の終わりにKorea Aerospace Uunversityで行われた 2018Joint Workshop between Japan & Korea on Researck & Business Development for Sustainable Transportationでは特別講演としてConsensus formation on allocation of candidate to positions by using preference of candidate side という施設の候補地の配置の合意形成について研究発表した。一方でAEDの配置の研究をIJAMSに公表した。これは台湾のTseng准教授とのヘルスケア施設についての共同研究の成果でこれからが期待できる、実際さらにAEDの拡張モデルを神戸学院毛利教授も含めて考案しつつあり、次回のAPMCで発表できる状況になっている。個別のモデルでは緊急施設でさらに拡張したモデルをIJAMSに公表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
体調不良の時期が2018年度ありその後回復したが、長期出張が困難だったため、8月に行われたISIR2018,11月に行われた鎌倉での2018チェコ日本セミナーで発表できなかった研究成果があるが、準備は出来ているので延長期間の2019年度に発表公表できる。全体での複数施設の同時配置は成果を国際雑誌に投稿した。またAEDのより一般化した拡張モデルも2019年度に発表、投稿できる準備が出来ている。配置だけでなく配分へと進む基礎が出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
施設配置からその運用、もっと一般に配分を考慮していく。より効率的で公平・公正な配置配分では、これからの社会ではヘルスケア分野でより重要である。また、台湾のTseng准教授との国際共同研究は研究情報の観点からも重要であり、成果が国際的に評価されるために欠かせないと思われる。また神戸学院大学毛利教授など他大学の研究者との共同研究も追求していく。
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Causes of Carryover |
2018年度前半(夏ぐらいまで)体調を崩し、長期出張が困難となり当初予定していたブダぺストで開催の国際会議ISIR2018に出席できなくなった。また、後半には回復してきたためヘルスケア施設のAEDのより一般化したモデルの開発が進んできて、2019年度7月にモンゴルのウランバートルで行われる第21回Asia Pacific Management Conferenceで発表できる予定になった。これは台湾Tseng准教授との国際共同、神戸学院大学毛利教授とも共同発表が可能になったために残した。
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