2019 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of Nanostructure with DNA-protein hybrid molecules for cell reprogramming
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16K01388
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
三重 正和 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (40334528)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | Rep / DNA-タンパク質ハイブリッド分子 / 転写因子 / タンパク質導入 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、複数種類の転写因子タンパク質を転写因子タンパク質-DNAハイブリッド分子からなるナノ構造体として細胞内に導入し、細胞をリプログラミングすることを目的とする。既に本研究ではcoiled-coil構造を形成するペプチドの融合により異なる機能を有するタンパク質複合体を細胞内へと導入することに成功した。そこで次に、DNA-タンパク質ハイブリッド分子におけるDNAの二本鎖形成を介した複合体の形成について検討を行った。
DNA-タンパク質ハイブリッド分子はDNAと共有結合を形成するウイルス由来Repと目的タンパク質との融合タンパク質を構築することにより作製した。ここでは、複合体形成を簡便に評価するためにRepとNanoLuc、Repと抗体結合ドメインであるProtein Gの融合タンパク質からなるDNA-タンパク質ハイブリッド分子を構築した。抗体を固相上に吸着させDNA-Protein Gハイブリッド分子を結合させた後、このハイブリッド分子のDNAと相補的なDNA配列を有するDNA-NanoLucハイブリッド分子を加え、洗浄後、NanoLucの活性を測定した。その結果、NanoLuc活性が確認されたことから、ハイブリッド分子DNAの二本鎖形成によりDNA-タンパク質ハイブリッド分子の複合体形成が可能であることを明らかにした。
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