2017 Fiscal Year Research-status Report
iPlaqueを用いた頸動脈プラークの性状評価による動脈硬化疾患の予後予測
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16K01412
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山田 博胤 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 特任教授 (40380084)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天野 里江 徳島大学, 病院, 診療放射線技師 (90749011)
鳥居 裕太 徳島大学, 病院, 臨床検査技師 (10748130)
平田 有紀奈 徳島大学, 病院, 臨床検査技師 (90747817)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 頸動脈硬化症 / 頸動脈超音波検査 / 頸動脈プラーク / 心血管イベント |
Outline of Annual Research Achievements |
徳島大学病院で約100例,熊本済生会病院で9例,喜多総合病院で40例の患者から頸動脈エコー検査によるiPlaque解析用データおよび患者情報を収集した.現在,集めたデータの解析を進めている. また,研究を円滑に進めるため,2017年10月に,熊本済生会病院において研究会議を行った.喜多医師会病院とも連絡を取り合っている.
研究計画では,iPlaque解析を実装する超音波装置の開発を目指し,超音波装置メーカーと共同研究を進める予定であった.しかしながら,計画していたメーカーが他社に買収されてしまい,そのメーカーとの共同研究が困難になった.買収先とも交渉したが,共同研究は難しいという判断であった.現在,他メーカーと共同研究の可否について打診中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
徳島大学病院で約100例,熊本済生会病院で9例,喜多総合病院で40例の患者からデータを収集し,解析を行っている. 研究計画では,iPlaque解析を実装する超音波装置の開発を目指し,超音波装置メーカーと共同研究を進める予定であった.しかしながら,計画していたメーカーが他社に買収されてしまい,そのメーカーとの共同研究が困難になった.現在,iPlaque解析を装備する超音波診断装置を開発してもらえるメーカーを探している.
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Strategy for Future Research Activity |
データ解析を進め,研究成果の発表(学会報告,論文作成)を目指す. 超音波診断装置メーカーと交渉を継続し,iPlaque解析を実装する超音波装置の開発について,共同研究が可能なメーカーを探す.
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Causes of Carryover |
平成29年度中に,iPlaque解析ソフトウェアを内蔵する装置の開発を進めるため,共同で開発を行う超音波装置メーカーに対する謝金を計上していた.しかし,予定していた超音波装置メーカー(Panasonicメディカル)が他社に買収され,共同研究の継続が困難になってしまった.そのためその他謝金が余剰になっている.現在,我々が開発したiPlaqueソフトウェアを搭載してもらえる超音波装置メーカーを探しており,共同開発に充てる謝金を来年度に使用する予定である.
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