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2017 Fiscal Year Research-status Report

効果的な間欠的低酸素及び高酸素吸入プログラムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 16K01660
Research InstitutionNippon Sport Science University

Principal Investigator

杉田 正明  日本体育大学, 体育学部, 教授 (60235885)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords低酸素吸入
Outline of Annual Research Achievements

これまで低酸素を用いた研究が数多くなされており、諸外国では、簡易なツールを用いて安静時に低酸素を吸入させ、高地順化や運動能力を高める試みがより積極的になされている。一方、高地トレーニング中に何度も高酸素吸入を行っても酸化ストレスの亢進は観察されずむしろ高酸素吸入を推奨していることや、高酸素吸入が心拍数、血圧やある種のホルモンの血中濃度を変化させ、脳内で自律神経の調節に関わる領域に何らかの作用を及ぼしていることなどが報告されており、これらのことから、低酸素刺激だけでなく高酸素吸入を交互に組み合わせた間欠的酸素吸入(インターバル)を行うことによってさらにトレーニング効果が高められる可能性が推察される。安静時の低酸素+高酸素の交互の反復吸入が持久能力へ与える有用性を証明することができれば、高酸素を加えた新しいかたちの低酸素トレーニング法を提示することができる。
この考えに基づいて、一昨年度の本研究から得られた低酸素と高酸素の交互の繰り返し吸入プログラムを本年度は用いて4週間(3回/1週間)継続して行うトレーニング実験(対照群有)を通して、低酸素と高酸素の口語吸入が血液性状及び持久能力等へ与える効果について検討する予定であった。
しかしながら、昨年4月に所属先を異動したことに伴い、実験環境の整備、対象者の確保等がままならず、さらに一変した新しい環境の中での教育・研究活動などに大半の時間が割かれてしまったため、昨年の研究計画を遂行する実験環境の整備が進まない状態のままであったために昨年度予定した研究を遂行することができなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

所属先を異動したことに伴い、実験環境の整備、対象者の確保等に手間取ったため研究を遂行できなかった。

Strategy for Future Research Activity

本年度は、昨年度実施予定であった低酸素と高酸素の交互の繰り返し吸入のプログラムを4週間継続して行うトレーニング実験(対照群有)によって、血液性状及び持久能力等への効果を明らかにする実験を行う予定である。のための環境整備、対象者の確保などについては周囲の協力を得ながら遂行できるように最大限の努力をしたい。

Causes of Carryover

所属先を異動したことに伴い、実験環境の整備、対象者の確保等に手間取ったため研究を遂行することができず一切の支出がなかったため。

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Published: 2018-12-17  

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