2016 Fiscal Year Research-status Report
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16K01741
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Research Institution | Tokyo Ariake University of Medical and Health Sciences |
Principal Investigator |
小山 浩司 東京有明医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70563469)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 椎間板変性 / 隅角解離 / 体操競技 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、若年体操競技選手において腰痛の原因ともなり得る椎間板変性や隅角解離といった脊椎の異常所見に関して、その発生割合および身体特性(筋タイトネス、全身関節弛緩性)との関連性を明らかにすることである。 本年度は大学体操競技選手41名のMRI撮像、アンケート調査、筋タイトネステスト、全身関節弛緩性の評価を行った。また新たな試みとしてスパイナルマウスを用い、脊椎のアライメントも合わせて評価した。現在、順次解析を進めているが成果報告までには至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は大学体操競技選手を対象に予定していたデータの収集を行うことはできたが、本課題の目的である若年(高校)体操競技選手のデータ収集を行うことができなかった。その主な理由として、高校体操選手の所属先との連携がうまくいかず、実験協力の日程調整が難しかったことが挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度に収集済みのデータの解析を進めるとともに、当初の予定どおり、本年度と同様の方法で新規の高校および大学体操競技選手を調査し、脊椎の異常所見と身体特性の関連性を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
被験者謝金に一部残額が生じたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成29年度は計画どおり新規対象者の測定を予定しており、被験者謝金の一部に使用する予定である。また学会での成果報告のための旅費に使用する予定である。
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