2019 Fiscal Year Annual Research Report
Epidemiological study of absenteeism among elementary and middle school students: Research into an early detection and management system
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16K01760
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
藤田 委由 島根大学, その他部局等, 名誉教授 (70173440)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 顕 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (40469036)
梶谷 光弘 島根大学, 医学部, 特任教授 (60774552) [Withdrawn]
竹下 治男 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90292599)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 学校保健 |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】令和元年度は、研究期間を1年間延長して平生30年度の長期欠席者の資料を収集した。平成27年度から平成30年度まで出雲雲一中校区における小・中学生の長期欠席者を年次別、学年別に検討した。 【対象者】平成27年度から平成30年度まで出雲一中校区の小・中学校に在籍している小学6年生から中学3年生までの児童・生徒を研究対象者とした。 【長期欠席者】1年間の欠席日数は一中校区すこやか委員会の協力により収集した。1年間の欠席日数が30日以上のものを長期欠席者とした。 【結果と考察】平成27年度から平成30年度までの対象者は2739名、長期欠席者数は147名、長期欠席者の割合は5.3%(147/2739)であった。年次別に長期欠席者の割合をみると、平成27年度で4.4%、平成28年度で4.5%、平成29年度で5.9%、平成30年度で6.8%と年次の推移に従い増加している。スマホを含めた情報機器利用時間の増加との関連が示唆される。学年別にみると小学6年生で3.7%、中学1年生で6.1%、中学2年生で6.2%、中学3年生で5.3%であった。小学6年生から中学生に進級後に長期欠席者の割合が増加した。小学校から中学校に進学することに伴う、学校環境因子、社会環境因子の変化との関連が示唆される。 【結論】長期欠席者の割合は年次推移に伴い増加した。学年別には小学6年生から中学1年生に進級後、増加した。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] A Proposal of 4 criteria for future collaborative research between Semey and Japan: Suggestions focusing on Kochi, Hiroshima, and Shimane.2019
Author(s)
Inoue K, Chaizhunussova N, Noso Y, Takeichi N, Hashioka S, Takeshita H, Fujita Y, Apbassova M, Shabdarbayeva D, Berekenova G, Hoshi M, Kobayashi S, Zhunussov YT
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Journal Title
Sci Healthcare
Volume: 21
Pages: 106-112
Peer Reviewed
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