2018 Fiscal Year Research-status Report
運動誘発性オートファジーにおける運動中および運動後の脂質代謝亢進の役割
Project/Area Number |
16K01824
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
西田 裕一郎 佐賀大学, 医学部, 講師 (50530185)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
見市 文香 (三田村文香) 佐賀大学, 医学部, 助教 (70576818)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 運動誘発性オートファジー |
Outline of Annual Research Achievements |
理化学研究所バイオリソースセンターより佐賀大学に導入した遺伝子改変マウス(GFP-LC3#53)の繁殖がうまく進まない時期もあったが、現在はそれを乗り越えて今後の研究に必要な個体数を確保出来ている。
生体イメージングシステム(IVIS Imaging System)を用いた緑色蛍光タンパク質(GFP)の蛍光強度を正確に測定、定量するための検討を継続して行っている。信頼性の高いデータが得られるように、最適な測定・撮影条件についてもっと検討を重ねる必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
生体イメージングシステム(IVIS Imaging System)を用いて緑色蛍光タンパク質(GFP)の蛍光強度を正確に測定、定量するための検討に多くの時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
もしvivoでの骨格筋の生体イメージングの確立が困難と思われる場合は、骨格筋組織を採取してGFPの蛍光強度を測定する方法に変更することも検討する。
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Causes of Carryover |
(理由)骨格筋における運動誘発性オートファジーの活性化をIn vivoイメージングを用いて正確に測定する方法について検討している段階であり、他の用途に研究費を使用するところまで研究が進んでいないため。
(使用計画)遺伝子改変マウスの維持費・繁殖費、エネルギー代謝システム運転費、生体イメージングシステムの運転費(ガス麻酔代を含む)・測定費、研究補助人件費、研究成果発表等に使用する。
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