2019 Fiscal Year Annual Research Report
Implementation of satellite sculpture by orbital inflatable structures
Project/Area Number |
16K02331
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Research Institution | Tama Art University |
Principal Investigator |
久保田 晃弘 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (70192565)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | メディアアート / インスタレーション / 即興パフォーマンス / 地球外知性 / 成層圏気球 / ライブコーディング / 電磁波の彫刻 |
Outline of Annual Research Achievements |
30周年を迎えるメディアアート・ビエンナーレ(WRO2019/ポーランド ヴォロツワフ)に招待参加し、5月15日~7月28日まで研究成果の展示を行った。展示ではプロジェクトのコンセプトである(人間以外の)他者とのコミュニケーション、そして他者のための芸術を4次元プラトン立体形状のアンテナから送信される意味/非意味の電波(逆SETI)によって表現した。またオープニングパフォーマンスとして、5月15日に地元のアマチュア無線家とのコラボレーションで成層圏気球とのライブコーディングを行った。国際ビエンナーレでの展示とパフォーマンス、関連するシンポジウムを通じ、本研究のコンセプトやこれまでの経緯について海外作家や研究者と議論を行い、今後のコラボレーションも含めて交流することができた。 WRO2019の公式の記録は、http://wro2019.wrocenter.pl/en/works/space-installation/(展示)とhttp://wro2019.wrocenter.pl/en/works/space-performance/(パフォーマンス)にある。また現地メディアにも取り上げられた(例えば https://contemporarylynx.co.uk/human-aspect-between-high-and-low-technology)。日本語によるアナウンスはhttps://siaf.jp/siaflab/2019/05/05/wro/、レポートは https://siaf.jp/blog/siaf-staff/p10349/にある。成層圏気球によるパフォーマンスのデータは、全てこのGitHub(https://github.com/siaflab/VirtualFPV_wro2019)からアプリケーションと共に公開され、誰でも自由にアクセスすることができる。
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