2022 Fiscal Year Annual Research Report
Fundamental research on travelogues of Japanese who visited colonies in Asia
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16K02360
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| Research Institution | Tokyo Gakugei University |
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Principal Investigator |
石井 正己 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30251565)
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2016-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 植民地 / アジア / 帝国主義 / 内国植民地 / 紀行 / 女性作家 / 従軍画家 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の総括として、2022年10月に『平成28年度～令和4年度学術研究助成基金（基盤研究(C)）研究成果報告書 アジアの植民地を訪れた日本人の紀行文に関する基礎的研究』（東京学芸大学）を印刷・発行し、研究機関・研究者に献本した。その中には、「日本人が書いた植民地紀行」をはじめ、「第1章 アジア文学交流史を考える」に「漱石の満洲、虚子の朝鮮」「薄田斬雲が書いた朝鮮─『ヨボ記』『暗黒なる朝鮮』『朝鮮漫画』─」「植民地文学研究の開拓者・尾崎秀樹」「尾崎秀樹の業績」、「第2章 旅する女性の紀行文」に「イザベラ・バード『朝鮮奥地紀行』」「従軍する女性作家・吉屋信子」「女性作家が書いた植民地─林芙美子の見た中国─」「井上ひさし『太鼓たたいて笛吹いて』」、「第3章 植民地時代とメディア」に「従軍画家の描いた絵画」「植民地時代とメディア」「あまりにも早過ぎた松岡静雄の学問」「戦争と昔話集」、「第4章 書評・批評」に「野上弥生子著『私の中国旅行』」「川越史郎著『ロシア国籍日本人の記録』」「田代和生著『倭館』」「澤村修治著『日本のナイチンゲール』」「本庄豊著『魯迅の愛した内山書店』」「原田健一著『戦時・占領期における映像の生成と反復』」「薩仁高娃著『ブォ・シャマニズムの現在』」「崔仁鶴・厳鎔姫編著『韓国昔話集成 全8巻』」「『久保寺逸彦著作集 全4巻』の完結」「川島昭夫著『植物園の世紀』」「金廣植著『韓国・朝鮮説話学の形成と展開』」「荻原眞子著『いのちの原点「ウマイ」』」「鄭玄雄画、新倉朗子訳『ノマと愉快な仲間たち 玄徳童話集』」「斧原孝守著『猿蟹合戦の源流、桃太郎の真実』」「太平洋を渡ったハチ公」「忘れてはならない尾崎秀樹の足跡」「奄美からの視点を越えるために」「菅江真澄の書いたアイヌ語地名の問題」「飯倉照平さんの南方熊楠と中国民話」を広く収録した。
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Research Products
(1 results)
