2019 Fiscal Year Research-status Report
日本文学における「怪異」研究の基盤構築と国際的展開
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16K02372
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Research Institution | Seisen University. |
Principal Investigator |
藤澤 秀幸 清泉女子大学, 文学部, 教授 (20245939)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 孝弘 清泉女子大学, 文学部, 教授 (40255956)
姫野 敦子 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (90334268)
藤井 由紀子 (青谷由紀子) 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (70551943)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 日本文学 / 怪異 / 幻想 / 東アジア / 韓国 / 死 / 救済 / 蘇生 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究会を開催して、研究メンバーがそれぞれの専門分野における「怪異」に関する研究を報告し合った。「怪異データベース」の作成を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究メンバーがそれぞれの研究分野での役割を真摯につとめたものの、1名が学長、1名が学務部長、1名が学科主任、もう一人が特別研究機関でベルギーに1年間滞在するという状況だったため。また年度末は新型コロナウィルスの影響のため、学長・学務部長・学科主任が多忙を極め、研究が停滞せざるを得ない状況になったため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究会を継続的に開催し、「怪異データベース」作成の作業を行う。 「蘇生」というテーマで韓国の複数の研究者とともに国際シンポジウムを行い、その内容を単行本化する予定であるが、新型コロナウィルスの影響で、国際シンポジウムの開催が危ぶまれる状況である。その場合、本研究の延長を申請して、対応したいと考えている。
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Causes of Carryover |
年度末に新型コロナウィルスの影響で本研究が滞り、次年度への繰越金が生じた。国際シンポジウムの開催や単行本出版の費用に充当したい。
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Research Products
(2 results)