2018 Fiscal Year Research-status Report
帝室博物館総長時代の森鴎外に関する研究 ―博物館行政改革の学術的基盤とその形成―
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16K02395
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Research Institution | Sagami Women's University |
Principal Investigator |
山口 徹 相模女子大学, 学芸学部, 教授 (10367013)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 森鴎外 / 博物館 / 美術制度 / 行政改革 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、所属機関において離職者及びサバティカル取得の同僚が相次ぎ、その分の業務を担う必要が生じた。当初計画では各年度計画をそれぞれ前後期に分けることで、海外調査等が実施できないことが生じても近く対応できるようにしていたが、この期間の確保、調査先の研究機関との調整が難しく、年度内での対応ができなかった。年度の早い時点で判断し、意義ある精緻な成果を得るために補助事業期間の延長を希望した。研究のベースとなる外国語文献の繙読、国内研究機関への調査を進め、本研究の意義については一部、小さなコラムにまとめる機会を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
「研究実績の概要」欄に記した通りの事情が生じたため、研究遂行期間を一年延長することを年度の早い時点で見通しつつ、研究のベースとなる外国語文献の繙読、国内研究機関への調査などこつこつと取り組む作業を優先した。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度遂行する予定であった計画をベースに今年度の研究を推進していく。まとめとなる成果については、研究論文として今年度中、もしくは翌年度上半期中に公表できるように取り組んでいく。
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Causes of Carryover |
「研究事業の概要」及び「現在までの進捗状況」に記した事情により、補助事業期間の一年の延長を申請したため。
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