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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Social Transformation and the Author's Creative Philosophy in the Image of Women in 18th Century Italian Opera Librettos

Research Project

Project/Area Number 16K02560
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

大崎 さやの  東京藝術大学, 音楽学部, 講師 (80646513)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2021-03-31
Keywordsオペラ / 18世紀 / オペラ台本 / イピゲネイア / 女性主人公 / ギリシア悲劇 / 古典の受容
Outline of Annual Research Achievements

前年度(2019年度)3月に開催予定だったが、新型コロナウイルス蔓延により延期したシンポジウム「ギリシア悲劇主題の18世紀のオペラ ―イピゲネイア主題のオペラを起点として」 を2021年3月20日にZoomによるオンラインで開催した。18世紀のオペラには、イピゲネイアを筆頭として、アンティゴネ、メデイア、オイディプスなど、多くのギリシア悲劇主題の作品が登場するが、本シンポジウムでは、イピゲネイア主題のオペラを起点として、イタリア(大崎さやの・東京藝術大学)、フランス(森佳子・早稲田大学)、ドイツ(大河内文恵・東京藝術大学)、ロシア(森本頼子・名古屋音楽大学)、イギリス(吉江秀和・杏林大学)の順で発表を行い、ヨーロッパの各地域において上演されたギリシア悲劇主題のオペラを、台本面、音楽面、上演面からそれぞれ検討し、時代的な特徴や上演場所の地域性との関連を浮き彫りにしつつ、18世紀ヨーロッパにおけるギリシア悲劇主題のオペラの全体像を俯瞰した。そしてオペラを通して、ギリシア悲劇という古典が、18世紀の人々にどのように受容され、その後のヨーロッパ芸術にどのような影響を与えたのかを考えてみた。発表後にコメンテーター(辻昌宏・明治大学、岩佐愛・武蔵大学)によるコメント、参加者との質疑応答、そして全体討論が行われた。開催時間は4時間を予定していたが、活発な討論もあり、最終的に4時間45分のシンポジウムとなった。シンポジウムのテーマは専門的なものであったが、最終的に100名超の参加者があり、盛会となった。なお質問や感想をネット上のフォームを用いても受け付け、ネット上の共有フォルダーを活用してシンポジウム後も参加者とのやりとりを行い、開催時間内に完結できなかった点を解決した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2021

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] イピゲネイア主題の18世紀のオペラ台本 ―ローマ、ウィーン、ヴェネツィア、ロンドン、パリで上演された台本を例に2021

    • Author(s)
      大崎さやの
    • Organizer
      シンポジウム 「ギリシア悲劇主題の18世紀のオペラ ―イピゲネイア主題のオペラを起点として」

URL: 

Published: 2021-12-27  

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