2018 Fiscal Year Annual Research Report
An Integrated Approach of English Teaching and Extracurricular Activities to Develop Kosen Students' Generic Skills
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16K02871
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Research Institution | Nagaoka National College of Technology |
Principal Investigator |
大湊 佳宏 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (70413755)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 課外活動 / 汎用性スキル / uitemate / 交友タイプ / 部活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である本年度の取り組みは、主に研究とプロジェクトの継続と研究結果の発表を行った。2016年度から、本校の水泳部員を中心に「世界中の子ども達を溺死から救う」プロジェクトに参加している。水難学会の主催で、毎年ASEAN諸国で水上に自身がういて待つスキルを現地の人々に普及する「ういてまて国際ワークショップ」が開催されている。教員や救助庁などの公官庁、スイミングクラブやダイビングスクールの先生などを含め、毎年100名以上の参加者がある。本ワークショップに、本校水泳部員を参加させ、ういてまてのスキルを世界普及させる本活動を、「高専Uitemateプロジェクト」と呼び活動を継続した。同時に本校の学生(120名)を対象に学校生活と汎用性スキルを中心にアンケート調査を実施した。アンケートは、溝上(2008)の手法を参考にし、高専の実状にあったものに作り替えたものである。この結果、明らかになったことは、溝上(2008)の高校生に行った調査結果とは違い、「交友タイプ」(友人と遊ぶ時間が比較的多い学生のグループ)で「部活との両立が出来る」もしくは「部活をしていない」学生グループが、総合的に汎用性スキルを伸長させた。また、「ゲームタイプ」(生活スタイルがゲーム偏重型の学生グループ)に分類され、さらに「部活をしていない」と「部活と両立できていない」学生グループは、対照的に汎用性スキルが一番低い結果となった。本研究結果は、香港で開催された、ISATE 2018 International Symposium on Advances in Technology Education [Y. Ominato (2018)]で発表を行った。一般的な高等学校とは違い、工業に特化した高専の教育現場では、他者とコミュニケーションを図る機会が学校内外両場面において乏しい事が、この現象の原因として推測された。
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[Presentation] Educationla Effects of the Vangard Engineering Program: Developing the Next Generation of Global Leaders.2018
Author(s)
Shin-ichi Akazawa, Tetsuro Iyama, Noboru Fukuda, Yoshihiro Ominato, Osamu Youda, Katsumi Ichimura, Ikuko Ishizaka, Yuki Murakami, and Shigehiro Toyama
Organizer
ISATE 2018, Hong Kong Science Pard, Hong Kong
Int'l Joint Research