2018 Fiscal Year Annual Research Report
Developing In-School Teacher Training Program for Teaching English in Elementary Schools
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16K02968
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| Research Institution | Akita International University |
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Principal Investigator |
町田 智久 国際教養大学, 専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科, 准教授 (40648771)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 外国語教育 / 小学校英語 / 教員研修 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
文部科学省から新学習指導要領が発表され、2020年からの小学校英語教科化が具体的になった。各小学校では、2020年の本格実施を目指して準備をすることになっている。しかし、教員の準備状況は必ずしも万全だとは言い難い。多くの小学校教員が自身の英語能力に不安を感じており、英語スピーキング力に対する自己評価も低い。しかし、小学校の英語教科化に向けては、担任教員の英語指導力の向上は不可欠である。そのため、多くの小学校教員が時間的・地理的拘束を気にせず、英語指導に向けての準備を行える研修が校内研修の充実を目指した取り組みを行うこととした。
これまで開発した集合型や出前型の教員研修が持つ、参加教員の英語に対する不安を軽減し、英語指導に対する前向きな姿勢を育む効果を生かしながら、どこの小学校でも実施可能な形式を考えたところ、３回の研修（各90分）からなるDVD形式の研修キットとした。各回の研修は、第１回「外国語不安を和らげよう」、第２回「教室英語と指導手順を学ぼう」、第３回「英語を使った指導を体験しよう」である。
秋田県大仙市内の公立小学校２校において、本研修キットを活用した校内研修を実施し、教員の外国語不安度や英語指導に対する情意面での変化を捕らえることとした。研修参加教員の外国語（英語）に対する不安の値は、本研修キットを使った校内研修を行うことで下降した。研修参加者の外国語不安指数の平均値は減少（3.52→3.09）し、その変化には有意差があった。また、英語に不安を感じる教員の割合も減少（80%→53%）した。質問票からは、日本語と英語との言語的な違いや、コミュニケーションの際のジェスチャーの有効性に気づいたという意見の他に、英語を多用した授業をしたいという意欲を示す回答が多く、情意面でもポジティブな変化がみられた。
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Research Products
(4 results)
