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2018 Fiscal Year Research-status Report

死体の利用における手続保障に関する比較法的研究

Research Project

Project/Area Number 16K03446
Research InstitutionShowa Women's University

Principal Investigator

森本 直子  昭和女子大学, 総合教育センター, 准教授 (40350425)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords医事法 / 生命倫理 / 人体利用 / 手続保障
Outline of Annual Research Achievements

海外の状況について、H29年度に実施した渡米調査で収集した資料・情報の整理を行い、これにもとづく関連文献の収集を行った。
国内の状況について、データベースを用いた文献調査を継続した。同時に、インターネットによる情報検索により、死体を用いた外科手技研修について、これを促進する拠点が当初訪問調査を予定していた名古屋の団体から他の機関に移転している可能性を示唆する情報を取得した。アイヌ民族の遺骨返還問題については、新刊図書から情報収集するとともに、現地調査を実施しようとしたが、計画段階で訪問調査の対象として予定していた北海道・白老町のアイヌ民族博物館が改修のために2018年3月から2020年4月まで閉館期間に入ったことが判明し、実現できなった。同博物館の再開は本研究の研究期間終了後になるため、代替となる訪問先を検討しなければならない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

国内調査(名古屋・北海道)に関し、当初予定していた訪問調査先の変更を検討しなければならなくなったため。名古屋については死体を用いた外科手技実習に関する国内の主要情報拠点が他機関に移った可能性がある。北海道についてはアイヌ文化保存についての政府方針の変更(民族共生象徴空間の整備)により、アイヌ民族博物館の改修が決定され、閉館期間に入ってしまった。代替の訪問先を決定して訪問日程を確保するところまで進捗できず、延期されたため。

Strategy for Future Research Activity

国内調査の訪問先候補を再検討し、閉館中の北海道・白老町のアイヌ民族博物館の代替地と名古屋にあった外科手技研修における死体利用の拠点変更の可能性について情報を精査して訪問先を決定し、夏季に調査を実施するとともに二度目の渡米調査を行う。

Causes of Carryover

H30年度夏季に予定していた国内調査について計画段階で訪問先の見直しが必要になり、代替機関・候補を絞り切れず、日程確保の問題もあって実施できなかったため。これらの調査については2019年度夏季休暇期間開始までに訪問先を確定して実施する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Post Academy Legal Education and Anti Academy Legal Education? 改革せよ、さもないと? 改革の緩慢なペース2018

    • Author(s)
      クリステン・ホームクィスト 訳 森本直子
    • Journal Title

      臨床法学セミナー

      Volume: 13 Pages: 78-83

URL: 

Published: 2019-12-27  

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