2017 Fiscal Year Research-status Report
欧州における再生可能エネルギーの競争市場統合のための政策評価と我が国への教訓
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16K03622
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
長山 浩章 京都大学, 国際高等教育院, 教授 (90446617)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 欧州 / VPP / DR |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度中に2回の欧州出張を行い、本研究に必要な資料の収集を行った。 1回目(9月)はドイツ、英国の主要なVPP(Virtual Power Plants)や、DR(Demand response)の事業者、送電会社、2回目(3月)は、欧州委員会、欧州数か国の送電会社、規制機関を訪問した。これら成果は、専門雑誌2誌に寄稿、1稿は現在査読中、7本の講演を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
2回の欧州出張を行い、専門雑誌2誌に寄稿、1稿は現在査読中、7本の講演を行った。具体的には以下; (1)2017年6月「再生可能エネルギー急増に伴う欧州の対応と日本への教訓」経済産業省 再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題に関する研究会(於 東京)(2)2017年8月「再生可能エネルギー大量導入時代における市場のありかたと揚水発電 」(社)海洋インバースダム協会定例会 (於 京都大学)(3)2017年12月「欧州における再生可能エネルギー大量導入の課題」エネルギービジネスネット研究会 於 東邦ガス(名古屋)(4)2017年12月「欧州で立ち上がっている新しい電力ビジネスモデル」太陽光発電協会 定例シンポジウム(於 東京) (5)2018年1月「水力発電の価値について ~欧州における揚水発電所の事例~」 新エネルギー財団 海外電力調査会 平成29年度 IEA水力実施協定 国内報告会、(於 東京) (6)2018年1月「国内外の揚水発電所の運用上の課題と価値向上対策」揚水発電価値向上技術研究会(於 J-Power茅ヶ崎研究所) (7)2018年3月「What Should Japan Learn from Europe?-in electricity sector reform」デルフト大学
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Strategy for Future Research Activity |
今後はこれまで収集した資料文献を整理し、いくつかの論文に整理する。
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Research Products
(2 results)