2020 Fiscal Year Research-status Report
ものづくり経営における販売現場の役割に関する実証研究
Project/Area Number |
16K03805
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
Heller Daniel 中央大学, 国際経営学部, 特任教授 (00362096)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本橋 永至 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 准教授 (50707239)
佐藤 秀典 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (70588293)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 経営学 |
Outline of Annual Research Achievements |
調査対象の選定および理論的モデルづくりの最終段階に入ったところ、パンデミックが起こり、しばらくはモデルの再確認を行ったり、定量データと関係しない執筆活動(問題意識、文献レビュー、以前の定性データを用いることなど)を行いながら、社会状況の回復を見守るしかなかった。対象企業は、業務負荷の時期変動が激しい業界に属していることによる調査の実施可能な時期がもともと限られているに加え、2020年度はコロナ禍の影響が長引き、大型定量調査を実施できるタイミングが見つけることができなかった。そのため、本研究プロジェクトの定量データの収集を次年度に回すことにせざるを得なかった。 大型定量調査を実施しなかったことによって生まれた時間を次のように使った。自動車メーカーや自動車販売業界、そして地域社会に良いインパクトを与える研究業績を一層排出できるように、関連分野の論文サーベイを深く広く行った。よって研究の位置づけが明確になり、与えうる学術貢献が大きくなったと考えている。現在は、主に目に見えない形に留まったいるものの、本研究の基盤を強めることができたのは本年度の一番の実績である。第2の実績は、理論的モデルの洗練である。第3の実績は、本プロジェクトを通して以前得られた定性データを用いて新しい視点を盛り込んだ研究論文を執筆することができたことであり、2021年度にこの論文を公表されることになっている。なお、大型アンケート調査ができる状態に回復する次第、すぐに調査を実施する準備が整えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍で大型定量調査を実施できないため最終年度を一年延ばし、予定しているアウトプットの進捗状況が1年ほど遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
自動車ディーラーへの大型アンケート調査を実施できる状況が出てきたらすぐに実施する状態を保ている。2021年度の夏に調査を実施する予定だが、状況次第秋に延期する可能性がある。調査が実施できるまでは、文献のレビュー、執筆活動を継続する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響で本研究プロジェクトが1年ほど遅れているため、次年度使用額が生じた。
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