2018 Fiscal Year Annual Research Report
A study on the effectiveness of organizational ambidexterity in the management of overseas subsidiaries
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16K03821
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
青木 克生 明治大学, 経営学部, 専任准教授 (20318893)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Olcott George 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (80751552)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 多国籍企業 / 定性研究 / ケーススタディ |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度は,文献研究,海外調査,研究成果出版という点において大きな成果を残すことができた。以下順に成果を報告していく。 文献研究については,International businessと多国籍企業マネジメントの領域におけるdual embeddedness, knowledge transferに関する文献を網羅する形でレビューを実施した。ここには以下のような代表的な文献も含まれている。この文献レビューの結果は,Olcott氏と共同で執筆された論文としてまとめられ,経営学関係で世界最大規模の学会であるAcademy of Management Annual Conference (2019年8月開催)へとサブミットされた。海外調査については,研究分担者であるOlcott氏と伴に8月と9月においてデンソー,トヨタ,日立,日本板硝子の欧州子会社(イギリスとベルギー)でインタビュー調査を展開した。国内調査については,2018年6月,10月,11月,2019年2月においてデンソー,トヨタ,日立,日本板硝子,ソニー,JTの日本本社においてインタビュー調査を実施した。最終年度ということで,論文作成を意図してこれまで得られた情報を補完する目的でセミストラクチャード形式のインタビューが展開された。研究成果発表としては,以下二本の論文が国際学会へと提出されアクセプトされている。Aoki, K. and Olcott, G. “Globalization, localization or hybrid?: HQ-Subsidiary relationships at Japanese firms”. Proceedings of SASE Annual Conference, pp.1-35, June 2018. Aoki, K. and Olcott, G. “Managing Hybridization: Transferring Production Practices within Japanese MNCs”. Proceedings of AoM Annual Conference, pp.1-39, August 2019. さらに調査結果の日本語の報告書(日本企業のグローバル化とローカル化戦略: 生産システムと人的資源管理): 21頁を作成し,協力企業へとフィードバックを行った。
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Research Products
(2 results)