2017 Fiscal Year Research-status Report
アジア中小地場部品企業の進化経路と能力構築にかかる実証研究
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16K03872
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
赤羽 淳 横浜市立大学, 国際総合科学部(八景キャンパス), 准教授 (30636486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土屋 勉男 桜美林大学, 経営学研究科, 特任教授 (20514178)
井上 隆一郎 桜美林大学, 経済・経営学系, 教授 (70438076)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 2次サプライヤー / 製品設計 / 工程設計 / ドメイン設計 / アジアローカル企業 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、これまでの実態調査結果を踏まえて、主に論文と書籍の執筆に終始した。論文は、International Journal of Automotive Technology and Managementに投稿し、幾度かの修正ののち、掲載されることになった。 From product design to product, process and domain design capabilities of local tier 2 suppliers: lessons from case studies in Japan, Thailand and China AKABANE Jun, Tsuchiya Yasuo, Inoue Ryuichirou, Yamamoto Hajime, Yang Zhuang International Journal of Automotive Technology and Management, 17(4) 385-408 2017年12月 また書籍については、「アジアローカル企業のイノベーション能力‐日本・タイ・中国 ローカル2次サプライヤーの比較分析」というタイトルで、現在編集作業中であり、2018年7月末に同友館より発刊する予定である。 以上のように、平成29年度は主にアウトプットの作業に終始しており、新たな実態調査などは行っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
予定では、平成30年度に書籍出版を行うことになっていたが、当初より一年前倒しで書籍出版の見通しがたっている。したがって、当初の計画以上に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の方針としては、次の二つの方向を検討している。(1)これまでの研究蓄積をもとに、対象国を広げて同じ研究を継続させる。(2)これまでの研究の枠組みのブラッシュアップをはかる。現状、平成30年度は(1)の方向へ向かう可能性が高い。主な対象国は、インド、インドネシアを予定している。
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Causes of Carryover |
昨年度の実態調査が想定以上に効率的に進んだことにより、今年度は主に論文、書籍執筆活動にあてることができて、実態調査の実費がほとんどかからなかった。
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Research Products
(3 results)