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2017 Fiscal Year Research-status Report

グローバルタレントマネジメントの国際比較による類型化とその新理論の構築

Research Project

Project/Area Number 16K03912
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

守屋 貴司  立命館大学, 経営学部, 教授 (70248194)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋場 俊展  名城大学, 経営学部, 教授 (10364275)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywordsグローバルタレントマネジメント / EVP / 日本企業 / 新理論 / 人的資源管理 / タレントマネジメント
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、日本においてグローバル人材の育成のために必要な日本企業にマッチしたグローバル・タレントマネジメントの新理論を構築することにあった。そのために、まず、2016年度より共同研究会「タレントマネジメント研究会」を組織し、研究目的に賛同する研究メンバー(共同研究者、研究協力者)を組織し、共同研究会を開催し、研究メンバーによる研究・調査をおこなってもらうと同時に、2017年度、その進捗状況を確認するために、2017年6月と2018年8月に、第2回・第3回の共同研究会「タレントマネジメント研究会」を開催することができた。その共同研究会「タレントマネジメント研究会」において、その調査・研究の研究成果を確認すると同時に、その共同研究成果を公刊するために、ミネルヴァ書房と交渉し、2018年度に、『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』と題して、公刊することとし、共同研究メンバーに、執筆を依頼をおこなうことができた。本共同研究成果である『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』は、2018年秋に公刊する予定である。
また、研究代表者である守屋は、上記のような共同研究会を、組織・統括し、本研究の目的を達成するために、共同研究メンバーによる研究・調査の執行やその研究成果の達成度の確認をおこなってきた。また、2017年度、研究代表者である守屋個人としては、これまでグローバルタレントマネジメントに関する調査がおこなわれてこなかった日本の中小企業を対象として、グローバル人材たる「外国人材」へのヒアリング調査をおこなうと同時に、先進的な日本の中小企業に対してヒアリング調査をおこない、その調査結果を、論文としてまとめ、所属する大学の大学紀要に掲載することができた。また、共同研究者である橋場は、アメリカにおいて当該研究目的の調査をおこない、その研究成果を、大学紀要に発表することができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2017年6月と2018年8月に、本研究の共同研究会である「タレントマネジメント研究会」を開催することができた。その共同研究会「タレントマネジメント研究会」において、その調査・研究の研究成果を確認すると同時に、その共同研究成果を公刊するために、ミネルヴァ書房と交渉し、2018年度に、『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』と題して、公刊することとし、共同研究メンバーに、執筆を依頼をし、本研究分担者・研究協力者より2018年5月下旬に原稿提出されることとなっている。そして、本共同研究成果である『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』は、2018年秋に公刊する予定である。
また、研究代表者である守屋は、上記のような共同研究会を、組織・統括し、本研究の目的を達成するために、共同研究メンバーによる研究・調査の執行やその研究成果の達成度の確認をおこなってきた。また、2017年度、研究代表者である守屋個人としては、これまでグローバルタレントマネジメントに関する調査がおこなわれてこなかった日本の中小企業を対象として、グローバル人材たる「外国人材」へのヒアリング調査をおこなうと同時に、先進的な日本の中小企業に対してヒアリング調査をおこない、その調査結果を、論文としてまとめ、所属する大学の大学紀要に掲載することができた。また、共同研究者である橋場は、アメリカにおいて当該研究目的の調査をおこない、その研究成果を、大学紀要に発表することができた。
また、研究代表者である守屋が渡英し、英国シェフィールド大学名誉教授で、国際学術雑誌のオーナーである長谷川治清氏とも面談し、本共同研究の国際学術出版の方法について協議をおこなうことができた点も大きな成果であり、国際学術出版や本共同研究成果の国際学術雑誌への投稿も検討おこなうことができた。

Strategy for Future Research Activity

まず、本研究の共同研究成果を、2018年度、『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』と題して、ミネルヴァ書房より公刊することとし、共同研究メンバーに、執筆を依頼をし、2018年5月初旬には原稿が提出される予定となっている。それをうけて、本共同研究成果である『価値創発(EVP)時代の人的資源管理』は、2018年秋に公刊する予定である。
また、研究代表である守屋は、本研究の研究成果を、『日本労働協会雑誌』において、特別寄稿として、2018年度中に掲載することを予定している。
そして、グローバルタレントマネジメントに関して、十分におこなうことができなかった中国等の日系企業の「グローバルタレントマネジメント」の調査に関しては、2018年度中に、計画・実施をおこない、その研究成果についても、研究論文にとりまとめることを予定している。

Causes of Carryover

当初、計画したより研究代表者と研究協力者が、自らの大学の個人研究費・共同研究費等によって、本研究関連の調査・研究をおこなったため計画当初より少ない執行となってきた点と、当初、計画をしていた中国等における調査が、調査対象企業の受け入れが2017年度は無理であった企業が数社あり、2018年度は可能といった理由により、一定は、おこなえたものの、計画当初予定の調査を100%おこなうことができなかったため、2016年・2017年に計画した中国などにおける日系企業調査を、2018年度、研究協力者の協力によって可能な限りおこなうことにしたい。また、2018年度は、共同研究の最終年であるため、2016年・2017年におこなった調査・研究に関しては、学術出版を予定するしており、そのための編集作業経費も必要であり、そのための予算も確保しておく必要がある。

  • Research Products

    (2 results)

All 2017

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 日本の中小企業の外国人材の採用・活用の現状と課題 : 中小企業勤務の外国人材へのヒアリング調査と関西の中小企業の事例調査を中心として2017

    • Author(s)
      守屋貴司
    • Journal Title

      立命館経営学

      Volume: 56 Pages: 1-20

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Journal Article] 従業員関与(employee involvement)の考察2017

    • Author(s)
      橋場俊展
    • Journal Title

      同志社商学

      Volume: 69巻 Pages: 237-267

URL: 

Published: 2018-12-17  

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