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2016 Fiscal Year Research-status Report

キャンベラの都市開発の研究

Research Project

Project/Area Number 16K04066
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

野邊 政雄  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (90218347)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywordsキャンベラ / メルボルン / シドニー / 都市再開発 / 路面電車 / 高密度化
Outline of Annual Research Achievements

2017年3月17日から31日までメルボルンとキャンベラに出張し、両都市の都市開発を調査した。メルボルン(大都市圏)のホワイトホース市の再開発を取材した。そこでは、既存の住宅を取り壊し、たくさんのより小規模な一戸建て住宅を建設したり、アパートを建設したりして、より人口密度の高い住宅地としていた。これによって、既存のインフラ(上下水道、道路など)をより活用できる。また、これによって遠方にある土地を住宅地として新たに開発しなくてすむから、行政は住宅地にインフラを新たに建設するコストを抑えることができる。
キャンベラでは、都市の中心からガンガーランまでの路面電車の建設現場を取材し、それによってどういったメリットとデメリットが生ずるかを聞き取り調査した。次に、キャンベラの飛行場の近くに、一般企業の事務所からなる産業地域ができたが、そこを取材し、そうした地域が作られた理由を聞き取り調査した。さらに、キャンベラでも既存の住宅を取り壊し、たくさんのより小規模な一戸建て住宅を建設したり、アパートを建設したりして、より人口密度の高い住宅地とすることが最近おこなわれるようになった。その理由を聞き取り調査した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

メルボルンとキャンベラで調査を予定通り実施した。ただし、最近、かつて予想しなかったような都市再開発(たとえば、産業地域の建設)がキャンベラで進行しているので、こうした新たな再開発については十分に取材できていない。また、12に記した理由から、2016年の夏休みに予定していた期間、オーストラリアに出張できなかった。

Strategy for Future Research Activity

キャンベラの都市再開発について取材と聞き取り調査を更に進める。また、シドニーの都市再開発を取材し、キャンベラのそれとの比較をおこなう。

Causes of Carryover

私が20年前にキャンベラについて執筆した論文が、他の大学教員に剽窃されていることが2016年4月に判明した。今回の科研の研究はその研究の延長上にあるので、剽窃した大学教員に抗議をし,剽窃があったことを認めるように交渉した。この交渉に長期間かかり、2016年の夏休みに長期間オーストラリアに出張できなかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

2017年度にオーストラリアに長期間出張し、2016年度に十分おこなうことができなかった調査を実施する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] キャンベラに住む女性のパーソナル・ネットワーク――四半世紀後の変化2016

    • Author(s)
      野邊 政雄
    • Organizer
      地域社会学会
    • Place of Presentation
      桜美林大学
    • Year and Date
      2016-05-14 – 2016-05-14

URL: 

Published: 2018-01-16  

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