• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2016 Fiscal Year Research-status Report

ネット依存の要因とメカニズムに関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 16K04355
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

金子 一史  名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 准教授 (80345876)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小倉 正義  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (50508520)
濱田 祥子  明治大学, 文学部, 専任講師 (60615037)
吉川 徹  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 教育福祉学部, 非常勤研究員 (70456680)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywordsネット依存
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,ネット依存の要因とそのメカニズムについて,実証的に明らかにすることである。平成28年度は,新たな調査の準備を行った。共同研究者とともに,青少年のインターネット利用やインターネット依存について,現在の学校現場で多く問題となっている内容について研究会議を開催した。第1回目の会議では,具体的な調査内容について検討を加えた。その結果,当初の研究計画を若干修正し,より現在発生しつつあるネット依存の中の新たな問題に対して,焦点を当てることとした。さらに,調査実施に関してスケジュールの確認も行った。第2回目の研究会議では,調査内容の具体的な内容について,最終決定を行った。また,分析方法についても事前に確認を行った。さらには,調査のフィールドについて,協力校からの協力辞退が出た場合についての対応についても,事前に協議を行った。幸いにして,複数の学校からの協力を得ることができた。調査を実施した結果,分析に耐えうるだけの十分なデータを得ることができた。得られたデータに対して,予備的な分析を行うことができた。本年度の調査結果を受けて,来年度以降に,今回の調査の目的とは異なった側面を明らかにするため,さらには多角的な方向から検討を進めるために,新たなデータの収集を目指すこととなった。ネット依存の問題は,技術の進歩に伴って時々刻々と状況が変化している。そのような状況の中でも,本質的に重要な部分を重視することは,ないがしろにすることはできないという再認識に至った。同時に,変化していく現状も考慮しつつ研究を進めていかねばならない難しさも認識することとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

調査を実施することによって,データを取得することができたため。また,分析の結果をうけて,新たな調査を行う見通しをつけることができたため。

Strategy for Future Research Activity

さらなる調査を実施することで,ネット依存に関する多角的なデータを収集する。今回の調査結果についての成果報告を行う。

Causes of Carryover

理由の一つには,今年度は人件費・謝金での支出を必要としなかったことが挙げられる。

Expenditure Plan for Carryover Budget

来年度は,データ分析を行った際の人件費として使用することを予定している。

URL: 

Published: 2018-01-16  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi