2019 Fiscal Year Annual Research Report
Effectiveness of acceptance and commitment therapy for chronic dizziness: a randomized controlled trial
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16K04370
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| Research Institution | Nagoya City University |
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Principal Investigator |
近藤 真前 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (30625223)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 範雄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20464563)
中山 明峰 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30278337)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 持続性知覚性姿勢誘発めまい / 慢性めまい / 前庭リハビリテーション / アクセプタンス＆コミットメント・セラピー / 認知行動療法 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
２０１９年度は、前年度まで継続している慢性めまい（持続性知覚性姿勢誘発めまい）の患者を対象とした無作為割り付け対照試験を引き続き実施した。本研究のサンプルサイズは研究計画段階で６０例の予定であり、２０１７年度に１２例、２０１８年度に２４例の無作為割り付けを実施していたが、２０１９年度はさらに１８例の無作為割り付けを実施した。すなわち、２０１７～２０１９年度で合計５４例の無作為割り付けを行い、介入、及びデータ収集が終了し、全体の９０%が終了した。
介入群に対しては第３世代認知行動療法であるアクセプタンス＆コミットメント・セラピー（AcceptanceandCommitmentTherapy：ACT）と前庭リハビリテーション（VestibularRehabilitation：VR）を組み合わせた、毎週２時間×全６回のマニュアルに基づいた治療プログラムを実施し、対照群に対してはセルフヘルプ・テキストブックによるVRを実施した。順調に無作為割り付け対照試験が進行し、２０２０年度に完了する予定であったが、２０２０年春より新型コロナウイルス感染症の拡大により無作為割り付けを停止している状況である。介入群に対する介入はグループ療法であり、今後の再開を慎重に判断する必要がある。
また、対照群に対しては、セルフヘルプ・テキストブックによるVRの実施後、一定期間を置いて、希望者に対して介入群と同様のACTとVRを組み合わせた治療プログラムを実施することとしており、２０１９年度は６名の希望者に対して治療プログラムを実施した。
なお、本研究を実施しながら並行して慢性めまいに対するACTとVRを組み合わせたプログラムの治療者育成を行い、複数の介入担当者により研究を問題なく遂行できる体制を構築している。
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