2016 Fiscal Year Research-status Report
経営診断と品質マネジメントシステムの融合的公民館経営診断・評価技法の開発
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16K04528
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| Research Institution | Akita University |
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Principal Investigator |
原 義彦 秋田大学, 教育学研究科, 教授 (70284825)
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2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 公民館 / 経営診断 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、研究を進めていく上での基礎的な検討として、経営診断と品質評価の関連づけの枠組みの理論的検討を文献、事例などを参考にして行なった。
国内調査は、公民館の経営改善手法、事業評価手法の事例収集とその分析及び検討に留まった。
外国調査では、ドイツのフォルクスホッホシューレにおける評価で行われている質評価の取り組みの現状を調査した。ドイツ成人教育研究所（DIE）にてドイツにおける成人教育の研究動向とボン及びケルン地域のフォルクスホッホシューレの質評価の現状について聞き取り調査を行なった。この結果を参考に、質評価としてISOを採用して実施しているフォルクスホッホシューレ（ボン、ジークブルグ）、LQWを採用しているフォルクスホッホシューレ（ケルン）における質評価の取り組みについて、資料収集と聞き取り調査を行なった。
また、デンマークのフォルケホイスコーレの自己評価の取り組みの動向について調査を行った。さらに、評価を行う際には不可欠である施設のビジョンや目標に相当するフォルケホイスコーレの「学校価値」の記述の分析を行い、学校価値の記述内容の分類を試みた。この研究成果の一部は、デンマークで開催された北欧教育学会（NERA2017）において、 ”A study on school value in Danish folk high school and its classification”の題目で発表した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた国内調査については、公民館経営診断のリンケージの新たなモデル作成のための調査、及びこれまでに提示したモデル案の妥当性、有効性を確認する調査の実施とその分析に関して、次年度以降に課題を残すことになった。一方、外国調査では、予定したドイツにおける調査を実施するとともに、次年度以降に予定してたデンマークにおける調査を行うことができ、全体としては順調に勧められている。
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| Strategy for Future Research Activity |
本年度に積み残した課題の検討を含め、計画している通り、研究調査を進めて行きたい。
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| Causes of Carryover |
国内調査の一部について内容を充実させるべく、次年度に実施することにしたため。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
実施できなかった内容は次年度に行う予定であり、その経費とする。
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Research Products
(1 results)
