2016 Fiscal Year Research-status Report
女性リーダー育成をめぐる学習課題の解明とその教育方法の構築
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16K04567
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| Research Institution | Tokai University |
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Principal Investigator |
堀本 麻由子 東海大学, 現代教養センター, 准教授 (70512630)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 女性リーダー育成 / 成人教育方法 / 成人教育方法論 / リーダーシップ開発 / 社会教育 / アクションラーニング / 企業教育 / アクションリサーチ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、企業向け女性リーダー育成講座における学習課題・内容の構造解明とその教育方法について成人教育学の観点から提言を行うことを目的としている。
上記の目的のために、平成28年度は、研究課題①と②に関係する「女性リーダー育成における学習機会および学習内容の検討」について、文献研究と事例研究を行った。その成果として、「Chapter 5: Women's Leadership in Japan」『Asian Women in Leadership』を共同研究者と執筆し、平成29年6月に米国Palgrave macmillan社から出版予定である。また本論文をもとに、2017年3月Academy of Human Resource Development 米国大会（サンアントニオ）において共同研究者と研究発表を行った。
さらに日本社会教育学会・韓国平成教育学会第8回日韓学術交流研究大会において「女性リーダー育成をめぐる学習課題と教育方法に関する研究―日韓における女性リーダー育成プログラムに関する一考察―」と題した研究報告を行った。そこでは、来年度韓国との比較研究を実施するための韓国研究者との情報交換、およびネットワーク構築を行った。現在、共同研究者と平成29年4月出版を目標とした『Women Leadership in Japan』（米国Palgrave macmillan社）の編集・執筆にも着手している。
研究③に関しては、NWEC主催講座「企業を成長に導く女性活躍推進セミナー」の研修プログラム企画、および講師を担当し、教育方法に関する課題についてNWEC職員と共同研究を実施した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
平成28年度の研究計画については予定通り実施したうえで、さらに29年度以降の研究計画まで着手できたため。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成29年度の研究計画を着実に進めていくとともに、本研究のテーマに関心のあるアジアの研究者ネットワーク拡大を目指し、比較研究を充実させていきたい。
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| Causes of Carryover |
当初、論文執筆と研究発表のため、ノートPCを購入予定であったが、前年度末に大学から支給された個人研究費で購入ができたため、新たな購入はしなかった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
本資金を利用し、アジアの研究者ネットワーク構築（インドもしくは、ソウルでの学会参加）のための調査費用もしくは学会発表のための旅費として使用を予定している。
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