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2022 Fiscal Year Annual Research Report

Teachers' professional development and school inprovement as capacity building

Research Project

Project/Area Number 16K04569
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

黒田 友紀  日本大学, 理工学部, 准教授 (60631851)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2023-03-31
Keywordsキャパシティ・ビルディング / 学校改善 / 教師の専門性の開発 / 授業研究 / 学校改革
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題において、1.学校改善とキャパシティ・ビルディングを促す教師の専門性の開発を支える構造とその方策に関する資料収集及び分析と、2.個人と学校のキャパシティ・ビルディングを促す教師の専門性の開発と学校改善の事例の調査(カナダ・米国・日本)とその分析を行った。具体的には、以下のとおりである。
1.教師の専門性の開発と学校改善の制度と構造の解明:米国およびカナダにおける学校改善と教師の専門性の開発を扱う著書・論文の収集および分析を行った。米国については、「すべての生徒が成功する法(Every Student Succeeds Act: ESSA)」以後の教育政策の分析に加え、2022(R4)年度は、コロナ禍における学校改善の状況について資料を収集・検討した。また、カナダについては、アルバータ州の学校改善の取組みおよび、オンタリオ州の学校改善と教師教育改革に関する資料を収集・検討した。
2.実地調査:2022(R4)年度は海外調査を実施することはできなかったが、これまでに米国・マサチューセッツ州・ボストン市、カナダ・オンタリオ州およびアルバータ州における学校改善と学校改革に取り組む学校の調査を行った。また、教師の専門性の開発に関して、ボストン市のハイスクールとイリノイ州シカゴ市教員組合で調査を実施した。日本の学校・授業改善の検討については、2022(R4)年度も継続して、静岡県・兵庫県・千葉県の学校を訪問し、授業研究および校長・研修主任等へのインタビュー調査を行った。
3.研究の成果:研究期間中に、日本比較教育学会や日本教育学会などの国内の学会や、国際学会である世界授業研究学会(WALS)にて、学校改善に関する政策の実態や、学校改善の鍵となるガバナンスの在り方や支援体制、教師の専門的な能力向上の方策について報告を行い、論文化して発表した。

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Published: 2023-12-25  

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