2021 Fiscal Year Research-status Report
家庭科における包括的性教育の現状と課題に関する研究
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16K04664
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
艮 香織 宇都宮大学, 共同教育学部, 准教授 (10459224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
及川 英二郎 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80334457) [Withdrawn]
冨田 道子 広島都市学園大学, 子ども教育学部, 教授(移行) (10738785) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 包括的性教育 / 家庭科教育 / 性教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度、大幅な見直しをせざるを得なかった、国内外の聞き書き調査と資料収集を行った。 また昨年に続き、一次資料として、海外の性教育ならびに人権教育に関するガイダンス、ならびに家庭科に関わる各国の文書等を収集、翻訳を行った。 また継続して、包括的性教育の重要性を提起するために作成した、教育、保育における教材を教員や保育者対象の研修等で紹介し、内容を更新した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
昨年度、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、国内外の質的調査が実施不可能となったことによる遅れがあるが、オンラインを活用する等、工夫しつつ研究を継続してきた。また、昨年度に続き、一部成果をまとめ、教育・保育者を対象とした研修等で紹介した。
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Strategy for Future Research Activity |
・調査方法のオンライン化は、一部、取り入れることができたものの、質的調査の対象者が高齢であることや海外の動作環境の課題は十分にはクリアできなかったため、研究計画の見直しを再度行い、これまで収集した資料およびデータを活用し、報告書作成に向けて具体的に取り組みたい。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の感染拡大によって、研究計画を大幅に見直さざるを得なくなったため。
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Research Products
(15 results)