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2016 Fiscal Year Research-status Report

ICT教育推進のための小学校国語科書写における毛筆動画教材及び授業開発

Research Project

Project/Area Number 16K04668
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

樋口 咲子  千葉大学, 教育学部, 教授 (00431734)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords毛筆動画教材 / 毛筆書き平仮名 / 書写指導 / ICT
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、小学校国語科書写の授業で活用する毛筆動画教材を作成し、ICT教育の充実に資することである。本年度は、教材文字の選定と映像教材化に向けた絵コンテの作成、ナレーション原稿の作成、撮影業者の選定と撮影方法の打ち合わせを行った。また、映像はHPにアップして全国の小学校で活用できるようにするため、HP制作業者の選定とHPの構成の打ち合わせを行った。
動画教材で撮影する文字は、平仮名の用筆(漢字と平仮名の線の違い・大回りの線・右回りの線・左回りの線・おれ、折り返しの線・むすびの線)、平仮名50音、濁点・半濁点をつけた平仮名例、漢字の基本点画(縦画・横画・折れ・右払い・左払い・右上払い・曲り・反り)、基本点画を網羅できる基本漢字3字である。
動画教材化の工夫として、一文字につき以下の①~③の教材を整えてHPにアップする。①墨で書いた教材文字のみ:手本として使用できる制止画。②墨で書いた教材文字に字形を整えるポイントを書き込んだ制止画。③墨と朱墨の二色で文字を書き、筆の穂先の動きをわかりやすくした動画
制作する動画教材は、児童生徒の学習に有効であるばかりでなく、毛筆書写の実技を苦手とする教師の研修用教材としても活用することができる。また、HPにアップすることにより、手元のiPADで見ることができる。そのため、動画教材を今書こうとしている半紙のすぐ横に置いて書くことができ、高い学習効果が期待できる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本年度は動画教材の内容を確定する年であるが、当初の予定通り順調に進んでいる。業者の選定や撮影方法もおおかた詰めてあるので、来年度に計画している撮影・編集・HPアップへとスムーズに移行できる予定である。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画どおりに進めて行く。

Causes of Carryover

絵コンテ制作およびナレーション原稿制作をお願いした業者の製品納入および支払いが次年度となったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度に絵コンテ制作およびナレーション原稿制作をお願いした業者から完成品を納品してもらい、支払いを行う。

URL: 

Published: 2018-01-16  

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