2016 Fiscal Year Research-status Report
数学的視点を取り入れた環境教育に関する学習教材の開発
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16K04750
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
岸本 忠之 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (50324025)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 環境教育 / 地域教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
環境教育に関連する先行実践を参考に、どのような数学的視点が取り入れられているかを分析するともに、環境教育にふさわしい題材を選び、以下の題材について指導案を作成した。 ①北陸地域の米作と林業の特徴(小5・百分率):問1:北陸地域で米作が盛んなのはどこか?、問2:北陸地域の林業の課題は何か? ②白川郷と五箇山の合掌造りの比較(中1・立体図形):問1:合掌造りの屋根の傾斜角はなぜ60°なのか?、問2:白川郷と五箇山で屋根の傾斜角はなぜ違うのか? ③黒部川の電源開発と太陽光発電の普及(中1・比例):問1:なぜ黒部川に水力発電所が多いのか?、問2:北陸地区で太陽光発電は有効か?
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3つの題材について指導案を作成した。
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Strategy for Future Research Activity |
環境教育教材について研究授業を実施し、教材開発と授業実践の過程を検証する。
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Causes of Carryover |
先行実践の調査など具体的な指導計画の作成を優先したため、具体的な教材教具の開発を行わなかったことと授業実践は29年度以降に行うため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
具体的な教材教具の開発と授業実践を行い、その成果を学会等で発表する。
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Research Products
(1 results)