2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of career development programs according to the career stages of teachers
Project/Area Number |
16K04784
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
三村 隆男 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10324021)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | キャリア・ステージ / コンピテンシー / キャリア形成 / 教員養成 / 学校マネジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
変化が激しく予測不可能未来社会において自立的に生き、社会の形成に参画する児童生徒の教育を担う教員の育成を、個人のキャリア形成と養成・研修を行う教育行政や教育機関との関連でとらえ、その課題を解明し、21世紀型の教員の質保証システムを構築することが重要であるとの認識の下で研究を進めてきた。 研究の拠点としては、2008年に創設され、わが国初の修士レベルの教員養成を目指した専門職大学院である教職大学院の教員養成の機能に焦点を当てた。研究の実績としては以下の三つである。 ①学習指導要領が改訂され、中央教育審議会答申が出されていく過程を検討し教育行政がキャリア教育をどのような方向に展開し、その中で教師がどのように自らのキャリア形成を果たしていくかを検討した。②国際比較として、米国キャリア教育における、キャリア・テクニカル教育(CTE)における教師の資格として、キャリア・テクニカル教員認証の研究及び韓国を含むアジア10か国の学校教育におけるキャリア教育について比較検討をおこなったが、教員資格と教師のキャリア形成迄整理がすすまなかった。③教師のキャリア形成における学校マネジメントへの教職大学院学部等新卒学生における興味や関心が高いとする調査結果をもとに、教育活動全般にわたる学校マネジメント力の育成をめざしたテキストを完成させ、そのテキストを使用したプログラムつくりに入った。2019年度は、プログラムをもとに、免許更新講習及び教職大学院自由選択授業を企画し2020年度実施できるところまでこぎつけた。 免許更新講習の受講者や大学院授業受講者を対象に調査研究を実施し、並行して2019年に新たに採択された「教師のキャリア・ステージにおけるコンピテンシー研究による21世紀型教員の質保証」研究を進めていく。
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Research Products
(6 results)