2019 Fiscal Year Annual Research Report
Study of developing it of the class to bring up cosensitivity as the specialty in the childminder training
Project/Area Number |
16K04792
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Research Institution | Kansai University of Social Welfare |
Principal Investigator |
三木 澄代 関西福祉大学, 教育学部, 教授 (30633705)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 保育者 / 専門性 / 共感性 / 身体感覚 / 概念化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、保育者(幼稚園教諭・保育士)養成課程の学生を対象に演習科目「保育内容(人間関係)」の授業において絵本を活用した身体感覚の言語化のワーク・5回)を実施するとともに、実施前・後に多次元共感性尺度(鈴木・木野,2008)による質問紙調査を実施した。 当該授業(後期科目)において全ワーク実施終了が後期末であり、事後の質問紙調査回収が2月末になったこと、3月以降新型コロナウイルス感染症拡大に伴う諸業務が重なったため、ワーク実践体験が共感性及ぼす影響について質問紙調査の結果に基づく数量的検討と、ワークシートに記入された色・言葉(オノマトペ・有意味語等)および振り返り文の内容に基づく質的検討を継続中(早期に結果・考察をまとめ報告できるよう鋭意努力中)である。 なお、3月末・4月当初のオリエンテーション時に実施予定であった上記ワーク対象学年以外の学生を対象する質問紙調査が未実施のため、一般大学生の共感性の態様との比較によるワーク実践の効果検討については今後の継続課題として取り組んでいく。
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