2018 Fiscal Year Annual Research Report
Study of plasmon effect on quantum efficiency of CSIP
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16K05001
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Research Institution | National Institute of Information and Communications Technology |
Principal Investigator |
金 鮮美 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所フロンティア創造総合研究室, 研究員 (90585697)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | テラヘルツ / 赤外材料・素子 / 量子井戸 / 表面プラズモン / サブバンド間遷移 / 高感度光検出 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度は、20μm以上の長波長側CSIP に拡大して下記のように研究を行った。 20μm以上の長波長側CSIP設計のため、上部量子井戸の厚さとSiドーピング濃度、量子井戸の障壁高さなどを調節しながら、シミュ レーションによりサブバンド間遷移確率を計算して、検出波長を20μm以上になるように設計した。Si基板上に設計した構造を分子ビームエピタキシャル法で成膜し、ナノギャップアンテナを持つCSIP素子を作製して光特性を評価した。分光特性の測定結果、検出波長が20.3μmから24.5μmまで設計された多くのCSIP素子が18.5μm付近でディップ構造をもつ二つのピーク(17.5μmと19.6μmもしくは17.5μmと20.5μm)が測定され、設計よりかなり短波長側にピークが移動及び、ビーク分離が見られた。これは短波長側にピークシフトを起こす量子井戸内のDepolarization効果以外に、18.5μm近傍にGaAsの2LOフォノン吸収による影響も考える必要が有ることが分かった。
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Research Products
(3 results)