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2016 Fiscal Year Research-status Report

アクティブ・ラーニングを効果的に行うためのスマートフォン対応材料力学教材の開発

Research Project

Project/Area Number 16K05987
Research InstitutionChuo University

Principal Investigator

辻 知章  中央大学, 理工学部, 教授 (80188531)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 米津 明生  中央大学, 理工学部, 准教授 (40398566)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords材料力学 / 教育 / スマートフォン / アプリ
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,実際の現象や実験を誰でも,どこでも体験することができるスマートフォンやタブレット端末用のアプリを作成し,工学教育の現場にアクティブ・ラーニングを取り入れることを目的とする.作成するアプリにより,簡単に実験やシミュレーションを各学生が体験することにより,現実の世界で起こっている現象を元に,工学問題を理解させることを目指す.特に,限られた時間で膨大な理論を学ぶことが要求される機械系の基礎学問の一つである材料力学の講義に取り入れ,学生自らの体験や観察を踏まえて,実際の問題のモデル化やメカニズムの理解を通して学びを促進することを目指している.2016年度においては,以下の実績が得られた.
1)データーベース化によるアプリの自動作成ツールはほぼ完成した.エクセルのスクリプト機能の用い, エクセルに登録されたアプリの詳細設定を元に,自動的に iOSおよびAndroid 用のアプリが作成できる.このツールを利用することにより,プログラムの必要が無くなった.従って,iOSおよびAndroid用のアプリ開発に関するコンピュータ言語等の知識を全く持つ必要がなくなり,誰でも簡単にアプリを作成することできる.このツールの公開も可能である.
2)iOS および,Android のアプリは既に公開前のテストを行っている.細かい修正がまだ必要なため,限られたテスターのみへの公開を行っている.2017年の夏には公開をし,後期から始まる講義において本格運用を開始できる見込みとなっている.”Zairiki” という名前での公開を予定している.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

1)データーベース化によるアプリの自動作成ツールはほぼ完成した.エクセルのスクリプト機能の用い, エクセルに登録されたアプリの詳細設定を元に,自動的に iOSおよびAndroid 用のアプリが作成できる.
懸念されていた,データーベースとアプリとの連携の困難が克服されたため,アプリのリソース(ビデオ画像やシミュレーション結果の画像,説明用のウエブサイト)の充実を行えば良い状況になっている.
2)iOS および,Android のアプリは既に公開前のテストを行っている.細かい修正がまだ必要なため,限られたテスターのみへの公開を行っている.2017年

Strategy for Future Research Activity

当初の予知通り,
1)評価,改良
2)材料力学シミュレーターの開発
を行ってゆく.

Causes of Carryover

データーベースとの連携が開発者の努力により,外部委託することなく完成したため,当初予定していた人件費,謝金が必要無くなった.

Expenditure Plan for Carryover Budget

より洗練されたアプリ開発のために必要な環境を整えるために,ソフト,入力装置,パソコン等の購入にあてる.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] ZAIRIKI

    • URL

      https://sites.google.com/site/tomzairiki/

URL: 

Published: 2018-01-16  

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