2018 Fiscal Year Research-status Report
リモートセンシングによる地下土壌の鉛直伝搬速度スペクトルの推定法に関する研究
Project/Area Number |
16K06407
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Research Institution | Japan Aerospace EXploration Agency |
Principal Investigator |
西堀 俊幸 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究領域主幹 (80280361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 英昭 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00312992)
植松 明久 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 主任研究開発員 (00450685)
真鍋 武嗣 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (50358991)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | レーダ散乱計 / CMP |
Outline of Annual Research Achievements |
1. リモート CMP 法による多層模擬土壌の伝搬速度スペクトルの鉛直分布推定と実証
保有設備の1次元走査型のレーダ散乱計を用いて,リモート CMP 法により,2000L の容器に砂を充填した樹脂製水槽中に埋設したコーナリフレクタからの反射波を記録することで,伝搬速度スペクトルの鉛直分布を算出を試みた.その結果,砂の誘電率の鉛直構造を求めることに成功し,現在は実験試料の種類を変え,理論値及びプローブ法による測定結果と比較することで,リモートCMP 法の測定精度を検証する準備を行っている(西堀,植松,真鍋,宮本,研究協力者:春山).現在は,コーナリフレクタを金属板に変更して,よりワイドアングルの測定が出来る実験を行うための実験準備中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
他競争的資金の研究と使用する実験設備をシェアが必要になったため,本格的な検証実験は 2019 年度に実施する方向で研究期間を1年延長とした.
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間の延長となった2019年度は2018年度の研究計画を目標として引き続きリモートCMP測定の試験と検証を進める.
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Research Products
(1 results)