2018 Fiscal Year Research-status Report
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16K07929
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Research Institution | Kagawa National College of Technology |
Principal Investigator |
村上 幸一 香川高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (40370035)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白石 和章 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40442454)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アイカメラ / 知識継承 / 自動注釈 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度では、まず「農作業技術継承WEBマニュアル生成・表示システム」を提案した。提案システムでは,WEBアプリケーション上で容易にマニュアルを生成することができる。加えて、栽培方法が類似している作物のマニュアル作成の省力化を図るための「代替えマニュアル生成機能」についても検討した。
さらに、アイカメラで撮影した視線情報を含んだ映像を物体インスタンスセグメンテーションアルゴリズムであるMask R-CNNを用いて映像を解析することにより、自動で映像を1フレームごとに分割した画像の注釈を行う手法についても検討した。Mask R-CNNを用いて映像内の物体を明確にし、アイカメラの視線データと重ね合わせることにより、熟練営農者がその時何を見ていたかを自動で文章化させる手法について検討した。実験の結果、Mask R-CNNを用いて農作業具であるプラグトレイを検出することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
H28年度に1年間の在外研究があったため、研究が遅れている。そのため1年間の研究期間の延長を申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、農作業技術継承WEBマニュアル生成・表示システムの実運用を行う。また、Mask R-CNNを用いた画像の自動注釈技術について完成する。
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Causes of Carryover |
H28年度に1年間の在外研究があったため研究が遅れた。次年度は、農作業技術継承WEBマニュアル生成・表示システムの実運用を行う。また、Mask R-CNNを用いた画像の自動注釈技術について完成する。
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