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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Role of lipoprotein lipase on Exercise effects.

Research Project

Project/Area Number 16K08607
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

西島 和俊  秋田大学, バイオサイエンス教育・研究サポートセンター, 准教授 (70435874)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西田 裕一郎  佐賀大学, 医学部, 講師 (50530185)
新見 学  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80644898)
Project Period (FY) 2016-10-21 – 2020-03-31
Keywordsリポタンパクリパーゼ / 中性脂肪 / ノックアウトウサギ
Outline of Annual Research Achievements

CRISPR/Cas9のコンストラクトを前核もしくは細胞質内にマイクロインジェクションした胚の移植により得た21匹の産子のゲノムDNAを抽出し、シークエンス解析を行った。21匹の内8匹は明らかな野生型の遺伝子配列を示したが、残りの個体においては何らかの遺伝子変異が確認された。しかし、多くの個体は離乳前に死亡し、生存した個体のほとんどは野生型の遺伝子配列を示した。
高トリグリセリド血症を示しながらも生存したメス個体のゲノム解析を行ったところ、CRISPR/Cas9のガイドRNAを設定した領域の3‘側において遺伝子が編集されたヘテロ接合様の波形が認められた。この個体から産子(F1)を得たが、いずれも高トリグリセリド血症を示さなかったため、当該個体はモザイク体であるものと考えられた。
この個体を安楽死させた後に各臓器を採取し、トータルRNAを抽出して、定量的PCR解析を行った。その結果、ヒラメ筋においては、血中のグルコースを細胞内に取り込むGLUT4、LPLの発現を上昇させるPPAR-γ、コレステロール代謝関連遺伝子の転写を制御するSREBP-2、コレステロールの合成に関与するHMG-CoA還元酵素、脂肪酸の合成に関与するFAS、運動により発現が上昇し、ミトコンドリアを増加させるPGC-1α、ミトコンドリアでの脂肪酸の代謝に関与するCPT-1の発現が野生型ウサギに比べ低下していた。一方、肝臓においては、PPAR-γ、PPAR-α、SREBP-2、FAS、CPT-1の発現量は野生型ウサギに比べ上昇していた。

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Published: 2021-01-27  

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