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2016 Fiscal Year Research-status Report

安全文化の形成に寄与できる初期研修医からの医療安全教育プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 16K09159
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

田畑 雅央  東北大学, 環境・安全推進センター, 講師 (40621529)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords医療安全 / 医療安全教育 / 医療の質 / 医学教育 / 初期臨床研修医
Outline of Annual Research Achievements

今年度は医療安全教育に関するコンテンツについて、必要とされる内容やその方法について検討した。当初自分たちで全て新規に作成しようと考えていたが、検討した結果、その場合に今後ガイドラインの変更や、新しい知見が得られたときに速やかに対応できないこと、またできあがったプロダクトのクオリティーや、配信時のセキュリティーについて不安があるという結論に至った。これらの問題に対応できるように、既存のシステムを使用した方が良いのではないかという結論になった。このため、幾つかの既存の医療安全に関するe-learningシステムを比較検討し、コンテンツが充実しており、また内容も学習者のレベルに応じて選べ、アップデートも行われているものを選定して、それを利用できるように環境を整えた。
研修医に送るアンケートに関しては、過去の文献等をさらに検討して、アンケートで調査すべき項目を選定し、書式を定めた。アンケート方法について、どのようにすれば回答率を上げられるか検討し、紙媒体のものと、インターネット経由のものを二つ用意した。
今後研修医対象のアンケートを行い、研修医の医療安全に対する意識や、実際に受けた教育内容について調べ、それらが研修医のニーズに合っているかどうか検討する。行った結果はプログラムの改善に利用する。
本研究の参加者には主にe-learningとグループワークを主体とした教育プログラムを提供し、参加者の経時的なコンピテンシーの獲得について検討する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

e-learningシステムの構築に予想外に時間を要してしまった。またアンケート内容についても、不十分な所を検討するため時間を要した。

Strategy for Future Research Activity

今後研究に対するエフォートをあげると共に、速やかにアンケート調査、e-learningを始動させ、研究を軌道に乗せるようにしたいと考えている。

Causes of Carryover

次年度使用額は、当初今年度の研究を行うため計上していたが、契約等に至らなかったため発生した未使用額である。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度使用額を用いて必要な契約を済ませ、速やかに昨年度・今年度に予定していた研究を行う予定であり、そのための経費として使用する計画である。

URL: 

Published: 2018-01-16  

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