2016 Fiscal Year Research-status Report
標準療法不耐の高齢食道癌患者に対するオーダーメイド医療の基盤構築
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16K09256
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
平田 賢郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40570932)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜本 康夫 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (10513921)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 食道癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年計画の本課題において、平成28年度は研究プロトコールの完成、第I相試験のキックオフ、患者登録の開始を予定していた。作成したプロトコールは、慶應義塾大学病院において平成27年12月16日に同院の倫理委員会を通過し、予定通り、第I相試験は平成28年4月21日に開始された。同年5月26日には北里大学病院に置いて倫理委員会の承認、また6月18日に国立がんセンター中央病院、8月8日に静岡がんセンターにて倫理委員会に承認され、多施設研究体制となった。また、10月20日に横浜にてグループ会議を行った。現在被験者の一般募集を継続中であり、平成29年3月31日時点において8名の患者のプロトコール治療が終了している。平成29年度も引き続き被験者募集を継続していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
患者登録が滞る場合は、早期の参加施設数拡大を考慮する。
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Causes of Carryover |
今年度は本試験の会議などに使う予定であった会議室の使用料や、他の学会での本試験関係者の集結時に会議を開催したことなどもあって、節約が可能であった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
来年度は試験の終了が迫ってくることと、試験の進捗が遅い場合には対策会議を行う必要などもあり、次年度請求額を超える予算が必要となる可能性がある。
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