2018 Fiscal Year Annual Research Report
Non-invasive assessment of nonalcoholic fatty liver disease: shear wave elastography and ultrasound-guided attenuation parameter
Project/Area Number |
16K09371
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
黒田 英克 岩手医科大学, 医学部, 特任准教授 (70382596)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | NAFLD / 超音波 / エラストグラフィー / 組織性状診断 / UGAP |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、NAFLDの病理組織学的、物理的変化と超音波信号情報との関係を明らかにし、NASHの鑑別が可能な非侵襲かつ定量的超音波診断手法の開発を目的とした。2D-SWE, 肝臓のテクスチャの均一性を表現可能なSignal to Noise Ratio(SNR)、超音波減衰量イメージング法 (Ultrasound Guided Attenuation Parameter: UGAP)ならびに肝生検を同日に施行したNAFLD78例を対象とした。 使用した超音波機種はLOGIQ E9 (GE Healthcare)。UGAPは, Reference phantom methodに準じ, 超音波減衰係数 (Attenuation coefficient: AC) を推定した。 Matteoni分類Type 3, 4を従属変数, LSやACを含む患者背景因子を独立変数とし, ロジスティック回帰分析により抽出された因子から回帰式を算出した。肝線維化stage別のLSは, F0/1/2/3/4 : 5.6/6.8/7.1/10.3/16.7 (kPa)で肝線維化進展とともに高値を示した (p<0.0001)。 ②肝脂肪化grade別のACは, S1/2/3 : 0.58 /0.68/0.72 (dB/cm/MHz)と脂肪化に伴い高値を示した (p<0.0001)。説明変数としてSWE,SNRおよびACの全変数を用いて推定した線維・脂肪化率の方が,病理画像から解析した値との二乗平均誤差は小さかった。得られた回帰式のNASH予測に関するAUROCは0.913, 感度80%, 特異度94.1%, 陽性的中率98.0%, 陰性的中率57.1%であり、高精度なNASH診断予測モデルの構築が可能であった。
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Research Products
(12 results)