2019 Fiscal Year Annual Research Report
Pathogenesis of APOBEC3B in childhood leukemia
Project/Area Number |
16K10027
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
竹谷 健 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (30359880)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | APOBEC3B |
Outline of Annual Research Achievements |
APOBEC3B遺伝子の持続的発現は細胞毒性が強いと判断して、Cre/loxPシステムを組み込んだベクターを作成して、発現時間を調整した。その結果、72時間以上ではすべての細胞がアポトーシスすることが明らかとなった。そのため、preleukemic cloneにAPOBEC3B遺伝子を導入した細胞において、APOBEC3B遺伝子を6時間、12時間、24時間発現させた。その結果、あるpreleukemic cloneが他のcloneに比べて優位に増殖することが明らかとなった。その増殖したcloneは、分化能の低下、自己複製能の亢進およびアポトーシスの低下が認められた。したがって、APOBEC3B遺伝子がpreleukemic cloneの白血病化に寄与する可能性が示唆された。
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