2017 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
16K10109
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
梁 栄治 帝京大学, 医学部, 教授 (30221683)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 胎動 / 正常範囲 / FMAM recorder |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の計画は(1)胎動の占有割合や無胎動時間の正常範囲を確定する (2)正常範囲にあった児と逸脱した児の予後を追跡することである。 (1)に関しては、妊婦自身の手で、自宅でFMAMrecorder を用いて、夜間睡眠中の胎動を記録してもらい、正常分娩経過となった例のデータを集績した。これらのデータを解析し、週数毎の胎動および無胎動時間の出現について正常範囲を作成した。この結果については国際学術雑誌であるPediatric Reserchに投稿、受理され、現在in pressとなっている。 (2)に関しては、児が3歳を過ぎた例を対象として、順次、発育に関してのアンケート用紙を送付して、回収に努めているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究に協力した妊婦に対し、1回の胎動記録毎に、500円のクオカードをお礼として渡している。これによって研究に参加する妊婦が増加し、当初の予定より早くデータを集めることが可能となった。このため予定より早く胎動の妊娠週数毎の正常範囲を決定することができ、国際学術雑誌んおPediatric Researchに投稿、受理され、現在in pressとなっている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の(1)については予定より順調に研究が進行した。今後も引き続き、なるべく多くの例について胎動のデータを集める予定である。 (2)に関しては児が3歳になったところで引き続きアンケートを行う予定である。現在できることとして、(1)で述べたように、なるべく多くの例での胎動計測を行う必要がある。
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Causes of Carryover |
現在ほぼ予定どおりに計画は進行中である。
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Research Products
(6 results)