2018 Fiscal Year Annual Research Report
An attempt to establish immunological diagnostic system using newly cDNA for autoimmune bullous diseases.
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16K10180
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| Research Institution | Kurume University |
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Principal Investigator |
石井 文人 久留米大学, 医学部, 准教授 (80330827)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大畑 千佳 久留米大学, 医学部, 准教授 (70362712)
古賀 浩嗣 久留米大学, 医学部, 講師 (40461412)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 皮膚診断学 / 皮膚免疫学 / 自己免疫性水疱症 / ELISA法 / 免疫ブロット法 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
自己免疫性水疱症における自己抗体の標的タンパクに注目すると、それらは細胞骨格蛋白や細胞接着因子であることが本疾患の大きな特徴の一つである。本研究は天疱瘡および類天疱瘡群のまだ解明されていない基礎的研究を完成し、自己免疫性水疱症における診断システムが発展することに寄与するための基盤となる研究を行うことである。
平成30年度における主だった研究概要を記述する。
後天性表皮水疱症（EBA）において、IgG型以外にIgE型の抗VII型コラーゲン抗体を検出し、臨床型として非炎症型より炎症型EBAでIgE型抗体が検出する傾向がみられた。またEBAの臨床・免疫学的解析および治療のメタ解析を行った。水疱性類天疱瘡における再発群と非再発群を抗原抗体解析を通して比較し、抗BP180抗体が高値であると再発しやすい傾向を示唆した。
これらの研究結果は種々の類天疱瘡群疾患における正確な診断および適切な治療の選択に大いに役立つものである。
期間全体を通して、抗BP230抗体、抗BP180抗体、抗VII型コラーゲン抗体、抗Dsg抗体、抗Dsc抗体、IgG抗体、IgE抗体、IgA抗体等の各種自己免疫性水疱症おける様々な自己抗体の検出と意義について検討を行った。各症例における抗原抗体解析を通して、本診断システムの有用性を検討した。自己抗体の病態への関与はいまだ不明であるが、これらの研究結果は種々の自己免疫性水疱症における正確な診断および適切な治療の選択に有益であり、治療戦略へ発展に寄与したと考える。
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[Journal Article] A case of acquired haemophilia A in a patient with bullous pemphigoid and review of the Japanese literature.2018
Author(s)
Chijiwa C, Kamata M, Fukuyasu A, Shono Y, Takeoka S, Tateishi M, Fukaya S, Hayashi K, Tanaka T, Ishikawa T, Ohnishi T, Saito K, Ishii N, Hashimoto T, Tada Y
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Journal Title
Eur J Dermatol,
Volume: 28
Pages: 422～423
DOI
Peer Reviewed
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