2017 Fiscal Year Research-status Report
アルツハイマー病と血液脳関門不全の関連について小動物用MRIを用いた研究
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16K10216
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
中村 祐 香川大学, 医学部, 教授 (70291440)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 秀記 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (00558512)
伊藤 康一 徳島文理大学, 薬学部, 教授 (30291149)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | アルツハイマー病 / 血液脳関門不全 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度に準備した方法を用いて、APP/PS2 Tgマウス(PS2N141I x APP(swe))においてBBB損傷がどの程度あるかを検証した。BBB損傷程度については、ガドテリドール投与後の時間変化(T1WI)をROIを設定して測定を行った(中村、今井、伊藤が担当)。また、MRI法ではT1WI、T2-weighted image、DWIなどの形態学的所見に加えて検討した。併せて従来の研究手法であるエバンスブルーや抗アミロイド抗体を用いた組織学的な検討も行った(中村、今井が担当)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、ADモデルマウスを用いてBBB損傷程度を検証することができた。また、MRI法では形態学的所見に加えて検討することができた。併せて従来の研究手法を用いた組織学的な検討も行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
ADモデルマウスは生後の月数により病態が進行するため、5ヶ月齢、8ヶ月齢、12ヶ月齢のAPP/PS2 Tgマウスを用いて検討を行う。
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Causes of Carryover |
3月に発生した人件費は、次年度4月に支払われるため次年度使用額が必要であった。 当初の計画どおり執行する。
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Research Products
(11 results)
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[Journal Article] 森 崇洋(香川大学 医学部精神神経医学講座), 菊池 隆, 亀山 祐美, 和田 健二, 小島 伸介, 工藤 千秋, 内門 大丈, 植木 昭紀, 山下 正人, 渡部 俊幸, 西村 知香, 角 徳文, 上田 孝, 秋下 雅弘, 中村 祐2017
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