• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2018 Fiscal Year Annual Research Report

Comparison between MR image and pathological finding in therapeutic effect of atherosclerotic lesion using WHHL rabbit

Research Project

Project/Area Number 16K10316
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

新田 哲久  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (40324587)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡邉 尚武  滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (60570364)
Project Period (FY) 2016-10-21 – 2019-03-31
Keywords動脈硬化 / 高脂血症剤 / 高脂血症 / ウサギ
Outline of Annual Research Achievements

目的:渡辺遺伝性高脂血症(WHHL)ウサギにおける3T MRを用いた脂質異常症の治療として用いたプロブコールの効果を評価すること。
方法:15羽のWHHLウサギを使用し、通常の食餌(プロブコール(-)食餌群;n = 8)または1%プロブコール含有する食餌(プロブコール(+)食餌群;n = 7)を16か月間与えた。MRIの撮影を行った後、無痛鎮静下に大動脈を取り出した。MRIの撮影には、3T MRI (SIEMENS製)を用いて、動きに強い撮像方法であるBLADE techniqueを使用し、脂肪抑制T1強調像、脂肪抑制T2強調像、脂肪抑制Gadolinium (Gd) 造影T1強調像を撮影した。下行大動脈壁に3か所関心領域を設定し、血管壁の信号値を計測し、同時に撮影した水ファントムの信号値との比(Signal-to-water ratios (SWR))を計算した。脂肪抑制Gd造影T1強調像において、ROIは脂肪抑制T1強調画像のROIと同じ位置に設定した。HE染色と血管におけるコラーゲン線維に対する弾性線維の割合を比較するために、EVG 染色を行った。EVG染色にて染色された膠原線維と弾性繊維の領域を測定した。全ての実験プロトコルは、私たちの施設内動物実験委員会によって承認され、倫理委員会の取り決めに従って行った。
結果:プロブコール(+)食餌群の血管壁における膠原線維の割合は、プロブコール(-)食餌群と比較して有意に少なかった。弾性繊維の割合に差は認めなった。脂肪抑制T2強調像のSWRの値と血管壁内の膠原線維に対する弾性線維の割合(PEF / CF)との間の相関係数は0.48であった。脂肪抑制T1強調像のSWRの値とPEF / CFとの相関係数は、0.31、脂肪抑制Gd造影T1強調像のSWRの値とPEF / CFとの相関係数は-0.34であった。

URL: 

Published: 2019-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi