• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2019 Fiscal Year Annual Research Report

Change in marker of oxidative stress during acellular normothermic ex vivo lung perfusion

Research Project

Project/Area Number 16K10673
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

小池 輝元  新潟大学, 医歯学系, 講師 (90635723)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土田 正則  新潟大学, 医歯学系, 教授 (60293221)
佐藤 征二郎  新潟大学, 医歯学系, 助教 (40646931)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords生体外肺還流
Outline of Annual Research Achievements

ミニブタの心肺ブロックを摘出し,摘出直後の正常肺をコントロール肺,4℃で18時間保存した肺を冷虚血保存障害肺として生体外肺還流を行った.安定維持還流条件の下でそれぞれ4時間生体外肺還流を行った.コントロール肺,冷虚血保存障害肺いずれも還流液中の酸素分圧は高値を維持した.これまでの生体外肺還流の報告,当方での実験結果の傾向と同様に,冷虚血保存障害肺における肺障害や肺機能低下は,同安定維持還流条件ではドナー肺の酸素化能の低下としては検出されなかった.
続いて,コントロール肺,冷虚血保存障害肺それぞれの安定維持還流4時間の各時間の還流液サンプル中のd-ROM値をフリーラジカル測定装置を用いて測定し,経時的な変化を検討した.いずれの肺においても還流液中のd-ROM値は,これまでの報告による生体内の値と比較し著名に低値であり,経時的な変化や,コントロール肺と冷虚血保存障害肺での比較は困難であった.今回の条件下においては,酸化ストレスマーカーであるd-ROMの還流液サンプル中の濃度測定による肺障害,肺機能評価は困難であると考えられた.

URL: 

Published: 2021-01-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi