2016 Fiscal Year Research-status Report
バイオ3Dプリンタを用いた間葉系幹細胞構造体による腱・靱帯組織の再生技術の開発
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16K10864
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
岡田 貴充 九州大学, 大学病院, 助教 (70525550)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 功一 佐賀大学, 医学部, 寄附講座教授 (50420609)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 3Dバイオプリンタ |
Outline of Annual Research Achievements |
human dermal fibroblastとhuman tenocyteから3-Dバイオプリンタを用いてリング上の細胞集合体を作成し、牽引培養装置により持続牽引培養を行うことができた。今後はこれらの牽引培養後に採取した組織のHe染色や各種コラーゲン、各種GAGのPCR、Western blotを行い、相違点を検討していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
一度コンタミネーションが生じ、組織を破棄せざるを得ない状況になったが、その後牽引培養装置の改良に取り組み効率的な培養が可能となったことで遅れを取り戻している
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Strategy for Future Research Activity |
持続牽引培養装置の試作機が完成したため、これらを用いて大量の組織を作成し、細胞レベル、組織レベルのderamal fibroblastからの組織とtenocyteからの組織の相違点を明らかにしていきたい。
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Causes of Carryover |
human tenacityの培養に新たに着手したために、予想より物品費への使用額増加が危惧されていた。また、発表データがでていなかった。これら二つの理由により旅費を使用することがなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
成果が出れば発表を精力的に行う。また、物品費が予想よりもかかる予定のためそれに充てる。
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