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2017 Fiscal Year Research-status Report

補完的全ゲノム関連解析による小児の覚醒時興奮の分子基盤の解明

Research Project

Project/Area Number 16K10926
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

蔵谷 紀文  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (00468373)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉野 繁一  東北大学, 大学病院, 助教 (00423765)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords覚醒時興奮 / 小児麻酔
Outline of Annual Research Achievements

平成28年度は遺伝子実験の環境整備と陽性対照実験の実施のみで終了した.分子遺伝実験環境に問題がないことを確認できた.平成29年度は詳細な研究プロトコルを決定し,プロトコルのみを論文として投稿・発表予定であったが,投稿できなかった.またDepartment内の人的事情により,研究組織が機能せず,本研究が中断した状況である.そのため研究実績は現在のところまったくない.この遅延を解消するため,分子生物学実験に必要な機器など物品を購入したうえで,データ獲得に備えたがそれも叶わなかった.この危機的状況から脱するため,われわれは大きな研究戦略の変更を行った.新たな研究戦略の方向性を模索するため,平成29年10月に米国麻酔学会(マサチューセッツ州,ボストン市)へ出張し,いくつかのアイディアを新たに導入した.まず第一に過去に取得したデータを基に,新たな観点から新しい統計解析を試み,短期間でも新たな知見を得るべく解析に取り組むことにした.現在,SPSSソフトウェアを用いて研究代表者がいくつかの統計解析を精力的に行っている.次に当初の予定はDNAマイクロアレイで少数のサンプルを用いた疑似ゲノムワイド関連解析を行う予定であったが,インシリコ解析を最初に行うことでゲノム上の対象領域を狭めて遺伝子解析を行う方針とした.これらの方針の変更にもかかわらず,臨床麻酔に還元可能なデータが得られなかった場合,平成30年度中の研究中止も選択肢として考えざるをえない.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

Department内の人的事情により,研究組織が機能せず,本研究は中断している.

Strategy for Future Research Activity

研究戦略の大幅な変更を迫られている.意味のあるデータが得られなかった場合,平成30年度中の研究中止も選択肢として考えている.

Causes of Carryover

(理由)
研究が順調に推進できず,次年度への繰り越しが生じた.
(使用計画)
研究戦略の見直しを迫られており,明確な計画は現在のところ有していない.

URL: 

Published: 2018-12-17  

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