• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2018 Fiscal Year Annual Research Report

The role of mitochondrial function on the endothelial and brain injury in experimental heat stroke model mice.

Research Project

Project/Area Number 16K10950
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

川崎 知佳  産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (60258621)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川崎 貴士  産業医科大学, 医学部, 教授 (60299633)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords熱射病 / ミトコンドリア / 中枢神経障害 / 凝固異常
Outline of Annual Research Achievements

熱射病モデル作成;C3H/HeNマウス(male, 8-10 weeks old、weighing 20-25g)を人工気象室で暑熱環境下(42~43℃, 湿度50%、水分制限なし)、熱曝露4時間行った(生存実験は7時間)。熱曝露後は室温環境(25℃)に戻した。熱曝露後、セボフルラン麻酔下に血液、脳採取を行った。血液はEDTA添加シリンジに心臓穿刺で採取後、遠心を行い血清分離し測定まで-80℃で保存した。脳もホモジナイズ後、遠心し上清を-80℃で保存した。
炎症メディエーターであるHMGB1, IL-6の血中濃度、血管内皮細胞障害を評価するため、血中protein C、thrombin-antithrombin complex(TAT)濃度をELISAで測定した。熱曝露による中枢神経障害を評価するため、脳虚血・低酸素マーカーであるglutamate、また神経障害マーカーであるglycerolの脳内濃度を測定した。また、炎症メディエーターであるIL-1betaの脳内濃度をELISAで測定した。さらにvasopressin、tissue factor(TF)の脳内濃度測定を行った。
ミトコンドリア機能の熱曝露による障害への関与を評価するため、熱曝露前にATP産生を活性化するCoQ10、またはミトコンドリアの抗酸化、活性酸素除去に関与する薬物(N-acetylcystein;NAC)を投与した。薬物投与が熱曝露による血管内皮細胞障害、中枢神経障害、死亡率にどのように影響するか検討した。薬物を熱曝露前に投与する方法(予防的効果)に加え、曝露後(2時間後)に投与する方法(治療的効果)を検討し、血管内皮細胞障害、中枢神経障害、死亡率に与える効果を評価した。

URL: 

Published: 2019-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi